パリ在住の作家・辻仁成さん(58)の独自の子育てが注目を集めている。辻さんといえば、02年に女優の中山美穂さん(47)と結婚。03年に渡仏し翌04年には息子を授かるも、14年に離婚が成立。以降、シングルファーザーとして奮闘してきた。
そんな彼のツイッターは息子への愛情で溢れている。11月28日にも、《自慢していいかな? この後は少し自慢になるから、ごめんなさいね》と息子の成長ぶりをこう紹介。
《夕飯の時、息子くんがボソッと「パパ、フランス語で一番になったんだよ、日本人なのにだよ」と言ったんですよ。あまりに嬉しくて、そうかよかったな、としか言えんかった。ずっと心配してたとよ。よかった。安心したったい》
昨年、辻さんは本誌の連載『ムスコ飯』で息子の落第危機を明かしていた。慣れない土地での子育ては想像以上に大変だったようで――。
「彼はかねてから、『日本に帰りたくなることもある』と周囲に漏らしていました。シングルファーザーはただでさえ苦労が多いうえ、頼れる親戚や友人はみんな日本にいるわけですからね。それでも彼は『パリで生まれ育った息子を親の都合で振り回すわけにはいかない』と、息子さんが大学生になるまでは今の生活を続けることを決めたそうです。ほんとうに頭があがりませんね」(辻さんの知人)
フォロワーからはこんな祝福メッセージが殺到した。
《辻さん!本当に良かったですね!本当に頑張っていらっしゃるから》
《素直に我が子を自慢できるパパがとてもステキ》
《自慢してください。異国の地で育ち、そこのネイティブ達を追い越してトップに立ったんだから凄いですよ》
これまで父子二人三脚で頑張ってきた辻さん。努力の分だけ、喜びもひとしおだったことだろう。