「高橋一生さんと広瀬アリスさんが親密そうに話していたんです。近くにいたら、2人から『不倫』という言葉が聞こえてきたので、思わずドキッとしてしまいましたよ」(テレビ局関係者)
NHK朝ドラ『わろてんか』で伊能栞役を熱演中の、高橋一生(37)。撮影現場で、高橋は共演の広瀬アリス(23)と周囲がざわつく“不倫”談義を交わしていたというのだ。いったいどういうこと!?
「じつは、漫画好きの広瀬さんが高橋さんと漫画について語り合っていたんです(苦笑)。広瀬さんが、ある作品を高橋さんから“一押し”と勧められていたんですよ」(前出・テレビ局関係者)
広瀬自身、「家の壁一面が漫画の本棚」と言うほどの漫画好き。高橋が“一押し”したというのは、『月刊!スピリッツ』で連載中の『あげくの果てのカノン』だ。作者の米代恭さんに取材したこともあるライターの平松梨紗さんが、作品の魅力をこう明かす。
「思い込みが激しいストーカー気質な女子の“痛すぎる恋”がテーマですが、舞台は近未来、謎の生命体が襲来する地球なんです。人類の危機の中、彼女の心は高校時代の先輩・境宗介に一途に注がれます。過去に自分の告白を断り、既婚者になっている宗介の身辺を偏執的なまでに調べあげて満足していた彼女ですが、先輩が自分の勤める店に立ち寄ったことをきっかけに、関係が変化していきます」
つまり「不倫×SF」という、これまでにない設定なのだ。平松さんが続ける。
「主人公が憧れの先輩との不倫に突き進むと、それが人類の危機とも結びつくという、ぶっ飛んだSF恋愛漫画なんですよ。主人公が憧れている先輩は地球を救うヒーローとして描かれていますが、主人公がその“ヒーロー”との不倫にのめり込んで行く過程や心情のディテールに共感するという声を聞きます。憧れられる側である高橋一生さんがこの漫画を好きだというのは、興味深いですね。じつは高橋さんのミステリアスな一面が先輩役にぴったりだと、読者たちの座談会で話題になったんです」
人類の運命を背負いつつ、後輩女子と不倫に溺れてしまうヒーローーー高橋一生が演じるのを見てみたい。