ダチョウ倶楽部が2月22日、「ダウンタウンDX」(日本テレビ系)に出演。代表ネタである“おでん芸”に隠された秘密を明かした。
「実はダチョウのおでんの準備にはいろいろ決まりがあり、オファーがあるとそのリストを相手先に渡しております。そして現場では、おでんの準備は私たちマネージャーがしています」
マネージャーからこう、番組内でタレコミのあったダチョウ倶楽部。そのリストには必要なものが克明に記されているという。
「カセットコンロ×1、お椀×2、割り箸×3、さい箸×2、おでんの具セット×4袋、こんにゃく1袋、おしぼり×6本……」
さらにお椀はプラスチック製で、こんにゃくは「大きめの物、切らないで下さい」と指定されているとのこと。リーダーの肥後克広(54)は「テレビでするときに一番大切なのは、湯気」と語った。どれくらい熱いかを視聴者が想像しやすいからだという。
「湯気をためてるから開けないでくれって言っているんですけど、ギリギリになって局のスタッフが気になって開けちゃうと、全部台無しになる」
そしてこの注意書きどおりに用意されたおでんが、スタジオに登場。肥後は「やっぱりね、見た目も大切でね。おいしそうに見えないといけない」と説明し、やはり顔を近づけた上島に向けて箸で汁を飛ばし……以降は、“お家芸”の独壇場となった。
Twitterでは彼らの芸に賭ける情熱に、感動の声が上がっている。
《ダチョウ倶楽部のおでん芸は世界に誇るべき》
《ちょんって当てるとことか計算されてるんだろうな》
《竜ちゃんがキレながらも帽子のつばを手早く後ろに回す(顔を見やすくするためか?)姿に狂おしいほどの様式美を感じた》
もともとビートたけし(71)と片岡鶴太郎(63)が「オレたちひょうきん族」(フジテレビ系)で披露したことから始まった同芸だが、ダチョウ倶楽部に継承され20年近く。《なんど見ても笑える》《元気になる》という声も上がっており、ファンのためにも末永く続けてほしいものだ。