「僕も『「ぷっ」すま』が終わったら、もう地上波(のテレビ番組)は『ブラタモリ』のナレーションだけになっちゃいますね」
そんな“自虐”スピーチで挨拶したのは、草なぎ剛(43)。19年半続いた『「ぷっ」すま』(テレビ朝日系)の打ち上げが、最終回の収録が終わったスタジオをそのまま会場にして3月20日に行われた。
「番組によく出ていた江頭2:50も来ていましたが、ケータリングで飲みものや食べものが並んだだけの質素な打ち上げでした。小1時間、挨拶と写真撮影だけ。番組同様、ゆるーく終わった感じでした」(番組スタッフ)
質素な会場で自虐スピーチと聞くと心配になるがーー。ユースケ・サンタマリア(47)と挨拶に立った草なぎは、番組そのままの絶妙な掛け合いをコンビで披露した。
ユースケ「剛はもう“帰りたい”って言ってるんですよ。今日の番組企画で連れてきた(愛犬の)くるみが疲れちゃってるからって」
草なぎ「いやいや、久しぶりのスタッフもいっぱい来てくれて、本当に幸せです」
ユースケ「子供を連れてきたスタッフとか、番組当初から2回も結婚しましたっていうスタッフもいますからね」
そして草なぎの“自虐スピーチ”が出たときも、参加者は和やかに笑うだけだったそう。草なぎ本人もユースケに「でも、映画や舞台にネット番組、YouTubeとかいろいろあるじゃない」とツッこまれると、「そのとおり!」と言わんばかりの自信ありげな笑みを見せていたという。
「それは、ユースケさんのツッコミのとおり、仕事が順調だからでしょう。地上波にこだわる必要がないんです。そして、打ち上げが質素だったのも理由があります。打ち上げから約1週間後の4月1日に、ネットのAbemaTVで新番組『新しい別の窓』が放送されました。じつはこの番組は『「ぷっ」すま』と同じ制作会社が担当しているんです。そして、ユースケさんも江頭さんも、そのままAbemaの番組にもゲストで出てきました。みんなまたすぐに会えるとわかっていたから、軽めの打ち上げだったんですよ」
いよいよ映画もスタート。“自虐スピーチ”も余裕の表れだったようだ。