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杉田かおる(53)が5月8日、「ごごナマ」(NHK総合)に出演。今年1月に83歳で亡くなった母・美年子さんを回想し、号泣する一幕があった。

 

同番組内で杉田は「子役の頃から働き詰めだったので、母を介護した最後の4年半は楽しかった」と語り、介護を通じて「入院などの手続き、ケアマネジャーさんとの打ち合わせなど、一般社会でやらなくちゃいけないこと」を学んだという。

 

「空いている時間は睡眠不足も気にせず飲んでいた」と明かすほど、以前は健康について無頓着だったという杉田。しかし、母の介護を機に“健康生活”に開眼。現在は自然農業にも没頭していると話し、「土って、私を浄化してくれる」と語った。

 

さらに今年3月には、日本健康マスター検定を受験。「何十年かぶりに、勉強した」という杉田は晴れて合格証を手にしたと話すと、こう続けた。

 

「ちょうど、テストの日が母の誕生日だったんです」

 

そう語ると、突然大粒の涙を流した杉田。他の出演者ももらい泣きするなか、「これでママと同じような病気の人々を助けてあげたい」と決意を語った。出演者の美保純(57)が「かおるちゃん、昔よりお化粧薄くなりましたね」と声をかけると、杉田は笑顔で頷いていた。

 

ネットでは杉田の涙に、エールが上がっている。

 

《お母さんもきっと杉田さんには感謝していると思うし、検定の合格の事もきっと喜んでいることでしょう》

《親の死はまだまだ学ぶことってあるんだよね まだまだ思い出す度に涙も出ちゃうだろうけど がんばろうね》

《お母さんの臨終に付き添われたことが、何よりの喜びと涙ぐみながら話す姿に、こちらももらい泣きです。年を経て新しい魅力で輝いてきたと感じたよ》

 

美年子さんの77日忌を伝える2月のブログでは、「一緒に来たかった」というカレー屋でひとり静かにランチを楽しんだと明かした杉田。「こんなゆったりした気持ちのいい日はお昼から飲んじゃおう。ママと一緒に」と綴り、改めて母への思慕を綴っていた。

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