今年もやってまいりました選挙の季節!政治じゃもちろんございません。AKB総選挙です!筆者は“頑張る女のいるところにはドラマあり”と信じているため、何年もウォッチしております。

 

世間では「センター級の子がもういない!」など言われることもあり、それはその通りとは思うのですが、総選挙の中継番組では、昨年は瞬間最高視聴率28.7%を記録するなど、まだまだ結果は残しています。

 

一体この世間の空気と、それでも総選挙の関心が高い理由は何なのでしょうか。今日はそのギャップを考えてみたいと思います。

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■やっぱり見たい!女のガチバトル

AKBの特徴といえば、仲良しアイドルグループとしての体裁がある反面、大所帯であることや総選挙、握手会が行われることにより、通常だと曖昧であるメンバー個々人の人気を、くっきりはっきりファンにわからせるシステムが存在します。これにより、表では一生懸命みんな仲良く励まし合いながら頑張っていますと言いつつも、「絶対選抜に上がってやる!」というような、燃え上がる野心を見る方は感じずにはいられません。この本性が見え隠れする場、それがズバリ6月に行われる総選挙なのです。

 

■結局女のバトルは場所を変えても人気が高い!

実は女のバトルというものはいつの時代も需要は高く、最近のドラマでしたら「マザーゲーム〜彼女達の階級〜」「ファースト・クラス」「名前をなくした女神たち」など。リアルの現場でも、キャバクラ嬢の密着ドキュメンタリーは定番の人気企画です。これらは全て女のバトルと、見え隠れする本音が見たいから。

その仕組みをAKB総選挙に当てはめると、本当は何が何でも投票数が欲しいし、もっと上位に入りたい。だけどアイドルとしての体裁を守るため「ファンの皆様の力により、この順位を頂けた事に感謝します。」と、悔しさと嬉しさの混じった涙を流す姿に、一般人も思わず釘付けになってしまうのです。

 

■でも、殴り合いの喧嘩は露骨すぎて受け入れられない

女のバトルと言えば、AKBは「マジすか学園」という出演者が全員AKBメンバーのドラマを放送しています。ヤンキー学校の喧嘩バトルのお話なので、今の女のバトルの需要を考えると、もう少し人気が出てもよさそうですが、なぜこのドラマがイマイチ振るわないのかもここで書いておきましょう。

それは、見るが側の本音として「女の嫉妬心やプライドのバトルは見たいが、直接的な喧嘩は見たくない」というものです。

この理由、個人的には女子プロレスの不人気にも通じるものがあると思っています。ご存知の方はわかると思いますが、女子プロレスは男性のプロレスとは異なり、叫び声は甲高く、髪は引っ張り合うし、殴り合いはリアルそのもの。一言で言うとすごく生々しい。とてもじゃないけど“エンターテイメント”として楽しむにはドロドロしすぎています。

見る側としては女のバトルは見たいけど、あくまでも「感情から滲み出る美しいバトルが見たい」といったところでしょうか。なので、ガチンコの殴り合いは、女のバトルであっても危なっかしくて見ていられないのです。

 

■個人的な推しメンを上げるとすれば、きたりえさん

今日はAKB総選挙の人気のカラクリを考えてみましたが、そんな私の推しメンを最後にご紹介して終わりたいと思います。それはズバリ、NGT48に今年移籍が決まった北原里英さん(23歳)。

なぜかというと、名前が同じだから!!!

というのは半分冗談で、AKB在籍8年のベテラン選手の彼女は、人気が出始めの頃こそ指原莉乃さんと2人でしゃべれる系メンバーとしてバラエティにちょいちょい出ていたのに、気付けば大きな差をつけられています。そして今年は新設する姉妹グループの引っぱり役として刈り出され、もはやオカン的ポジションにつきつつあります。

面白いのにイマイチブレイクしないプレイングマネージャー的な苦しさを重ねて、応援したいと思います(笑)。

おおしまりえ

雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士など人気商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と、男女のコミュニケーションの違いを研究し、恋愛コラムを執筆中。
ブログ:http://oshimarie.com

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