歌手で俳優の福山雅治(46)が女優の吹石一恵(33)と入籍したことを9月28日、双方の所属事務所が本人たちの直筆署名入りファクスでそれぞれ発表しました。この日が吹石さんの33歳の誕生日ということで、バースデー婚となり一層盛り上がりを見せています。今まで“独身最後の砦”なんて呼ばれていた福山雅治氏。46歳まで貫いた独身を捧げた吹石さんには、一体どんな魅力や結婚への決め手があったのか、改めて考えてみたいと思います。
■女性ウケの良さが決め手の1つ?
独身最後の砦を見事射止めた吹石さん。気付いたらCMやドラマでよく見かける彼女の芸歴を改めて見てみると、実は1歳から子役として活動を続けるキャリアの持ち主。最近では映画「永遠の0」などヒット作への出演も目立ちます。
そんな彼女の印象を考えてみると恐らく“万人ウケ”という言葉が適切ではないでしょうか。最近の若手女優にありがちな“クセ”がいい意味でなく、とにかく感じがいい女優。それゆえ女性ウケがとても高いのが特徴です。この女性ウケが高いという点、実は福山さんサイドから見るととても重要だったのではと考えられます。
46歳まで独身を貫いた福山さんですが、その理由の1つには女性ファンのことを大切に思ったが故に婚期が伸びたという説があります。真偽の程は別として、結婚してファンが落胆しファン離れを起こすことはよくある話。大切なファンのことを考えると、女性ウケが元々高い吹石さんとの結婚は、ファンは落胆こそすれど福山さんに失望感は抱かない。そんな考えがあったのかもしれません。
■やっぱりおっぱいは大事だった!?
吹石一恵さんとの結婚の決め手として、見逃せない2つ目のポイントは、ズバリおっぱいです。福山さんは元々おっぱい好き(巨乳好きではない)を公言していました。甘いマスクからは想像もできない、ラジオで発せられるおっぱいを始めとする下ネタ発言は、イケメンという距離をぐっと身近に感じさせる要素にもなりました。
そんな彼が選んだ女性・吹石さんは、元々ユニクロ製品「ブラトップ」のイメージガールを勤めるなど、推定Fカップの巨乳&美乳で有名です。彼女を選ぶあたり「やっぱり福山雅治の好み通りだわ〜」と思うと同時に、自分の公言した好みに当てはまる人を選ぶ福山さんに、ここでもファンはある種有言実行の納得感を感じるのではないでしょうか。
逆に想像してみください。例えば福山さんが一般女性のプロ彼女と結婚した場合、「結局お前もプロ彼女の餌食か!」的な雰囲気が漂い、かといって若くて綺麗なだけのモデルや女優と結ばれた日には、「見た目だけで選んだ!絶対別れそう」なんて評判を落としかねません。
そう考えると、女優としてのキャリアをしっかり持っており、好感度や好みを取っても大きく批判の生まれない吹石さんとの結婚は、独身最後の砦にふさわしい相手なのかもしれません。
世間ではいい歳して結婚しない(できない)男性が「福山雅治も結婚してないんだからな!」という言い訳として独身最後の砦に助けを求めていたような印象がありますが、それも今日から使えなくなってしまいました。西島秀俊さんが消え、堺雅人さんが消え、どんどん独身の星が消えていきますが、次の独身の星は誰になるのでしょうか……。というか今回の結婚報道で、やっぱりイイ男はいくつになっても結婚できるということが証明されました。複雑な世の中ですが、やっぱり結婚っていいもの……ということでしょうか。
(文・おおしまりえ)
雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士など人気商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と、男女のコミュニケーションの違いを研究し、恋愛コラムを執筆中。
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