先日18歳年下の一般女性と結婚し、最後の大物独身・福山雅治と入籍日が被ったため、「カブり婚」と言われ話題になったお笑い芸人千原ジュニア(41)。独身キャラだった彼がようやく結婚し幸せいっぱいかと思いきや、先日ストレスが原因で突発性難聴になってしまったようです。
確かに結婚など嬉しいことでも環境が変わるとストレスで体調を壊すものですが、バラエティ番組ではキャラクターとはいえ「その結婚、失敗?」と観ているコチラが感じてしまうような発言を連発しています。今日は彼なりのリップサービスなのか、それとも失敗だったのか、千原ジュニアさんの結婚について考えてみたいと思います。
■その失敗アピールって…リップサービス?
先日出演していたバラエティ番組で、早速甘い(?)新婚生活を語りだしたジュニアさん。しかし蓋を開ければ26年間の一人暮らしからの変化にほとほと参っているようで、ストレスで39度台の熱まで出したというから驚きます。最後には「結婚なんてするもんじゃない!」という爆弾発言まで飛び出し、ネット上では女性から大バッシングを受けてしまいました。
しかしバッシングはあれど、改めて考えると18歳年下と結婚したジュニアさんですから、男性から見たら羨ましく写り、女性から見たらあり得ない感じに見えるのだと思います。そう考えると、ラブラブっぷりをただアピールすると、ご本人のジャックナイフ(笑)なイメージが崩れることは必須。今回の結婚後悔アピールは、そんな独身貴族を謳歌した毒舌キャラ故の仕方のないコメントかもしれません。
■タクシー代を返すのは美談なの?
ただ気になるのが、彼が唯一夫人との美談としてあげていた「タクシー代おつり返却問題」です。なんでも交際中に夫人とデートした際、帰り際にタクシー代としてお金を渡すと、次会った際に「ありがとうございました」といっておつりと領収書が封筒に入ってジュニアさんの元へ戻ってきたというのです。今までタクシー代をもらって当たり前と思うような人との付き合いが多かったジュニアさんには衝撃だったようで、彼女の金銭感覚に胸を打たれ、結婚を決意したそうです。
が、これってそんなに美談なのでしょうか?
ちなみにネットでは女性側からは「当たり前!」「女の計算!腹黒い!」という声が噴出していました。まわりの男性の声を聞いてみると「おつりが帰ってこなくても好感度は下がらない。だけど、おつりが返却されたら意外な対応だと感じ、しっかりした子だなと好感度が上がる」なんて声もありました。ちなみに夜の商売をされている一部のホステスや黒服の間では、これまたおつりを返却するのは信用力を高めたりマナーとして当たり前と思っている人も多いようです。
彼女の振る舞いが“腹黒”か“しっかり者”かをこの場で判断するのは難しいですが、これを美談として語るのは、ちょっとジュニアさんのジャックナイフなキャラには似合わないような気もします。
(文・おおしまりえ)
雑食系恋愛ジャーナリスト・イラストレーター。10代より水商売やプロ雀士など人気商売に身を投じ、のべ1万人の男性を接客。鋭い観察眼と、男女のコミュニケーションの違いを研究し、恋愛コラムを執筆中。
ブログ:http://oshimarie.com