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「ゲスの極み乙女」川谷絵音さんとの不倫騒動で活動を休止していたベッキーさん(32)。「川谷さんの奥様へ謝罪が第一」ということで面会謝罪が実現した後の13日、休止前にレギュラー出演していた番組で復帰を果たし、話題を呼んでいました。しかしここへきてさらなる展開が、19日発売の週刊文春で明かされました。復帰番組の放送後、元奥様側が代理人弁護士を通じて抗議文を出したと報じられたのです。

いったいどういうことなのか。時系列で整理しつつ、ベッキーさんはどのタイミングで対処法を間違えたのかについて、考えたいと思います。

■不倫発覚と衝撃的なLINE流出
2016年1月7日、週刊文春の報道により、ベッキーさんと「ゲスの極み乙女」川谷さんの不倫が発覚しました。発売前日、ベッキーさん側が緊急謝罪会見を行い、「2人の関係は友達であった」とコメント。質問を受けないカタチで、4分ほど謝罪会見を行いました。

◇あやまち1:2人の関係にウソをついた
1つ目の対処のあやまちは、恋愛関係でなかったとウソをついたことです。この翌日に発売になった週刊文春では、2人のLINE画像を掲載。「ありがとう文春!」などと語り合っていたことが明らかになってしまいました。

ここが、以降彼女を「腹黒い」と思わせてしまう全ての原因です。1度の大きいウソは、どんな信頼をもぶち壊すパワーを持っています。というか、今まで信頼感の高かった人ほど、落差のあるギャップに、人は失望するのです。

謝罪会見に大人の事情があったかはさておき、親しい友人関係という苦し紛れのウソが、まさかこんなカタチで露呈するとは……。

■精神の限界、活動休止へ…
明るく元気だった彼女が、実は裏側で人をあざ笑っていたことがわかり、世間は燃え上がります。ベッキーさんはしばらく仕事を続けていましたが、1月30日以降、活動休止へ。このとき関係者へ100通の謝罪手紙を書いたなどの報道が世間を賑わせ、これがさらなるネガティブ要素へ繋がったように思います。

◇あやまち2:活動休止時の動きも対処した方がよかった
彼女が休止したあと、世間では色んな声がありました。お相手である川谷さんがライブで不用意に挑発するような発言をしたり、“仕事関係者”がベッキーさんはいかにいい子であったかを熱弁したり。しかし、これも振り返れば、彼女の復帰の足を引っ張ったと思います。

人の心理というのは、1回不信感がぬぐえない状態になると、美談を聞いても疑いの心を強めるだけです。つまり他の芸能人が擁護すればするほど、彼女の腹黒さや不信感は視聴者の中で強まっていたのです。休止中はプラスの話題でもなるべく口にしないよう、何か対処はできなかったのでしょうか。

また休止する1番のメリットは、世間がある程度忘れてくれることです。しかしベッキーさんが休止中も、川谷さんが挑発する発言をライブでするなど、やらかしました。これにより、お休みして心機一転を計るどころか、彼女の立場は一層悪い状態での復帰になったように思います。

■そして復帰へ…
そして5月13日、レギュラー番組で真相を語り、ひとまず復帰を果たしたベッキーさん。しかし放送を見た元奥様が、“抗議文”を出したというのです。その報道を受けてベッキーさんの事務所側が経緯をマスコミ各社へ説明。改めて奥様へ謝罪をする事態になっています。

ここで論点になっているのは2つ。

・奥様への謝罪時に、復帰番組の収録を終えていたことを伝えていたのか?
・抗議文は、出演に対する抗議なのか、それとも許しの手紙なのか?

という点です。

1つめの疑問は、真相は定かではありません。2つ目については、事務所側から奥様からの手紙は“抗議”ではない旨、そしてこの騒動を終焉させたい奥様側の意向がある旨が書かれていたそうです。

◇あやまち3:謝罪会見は放送前にやったらよかった
今回復帰はレギュラー番組内で行われましたが、奥様への謝罪前に収録していたことが問題となりました。収録をズラすのは難しかったことを考えると、放送前に1度、このタイミングで復帰&謝罪会見を行っていれば、痛手は少なかったように思います。

レギュラー番組を盛り上げる要素にはなったわけですが、それによりドロドロ感を最後にただよわせてしまった今回の不倫騒動。一部では番組への恩義から、番組内復帰を選んだと言われています。恩義という彼女らしい“いい子なチョイス”が、またしても彼女の足を引っ張ってしまったのかもしれません。

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