2015年に芸能界を引退した元俳優の高知東生容疑者(51)が、覚せい剤取締法違反および大麻取締法違反で逮捕されました。
逮捕時には長きにわたり交流があったという、元レースクイーンでホステスの五十川敦子容疑者(33)とラブホテルで密会中だったとのこと。妻で女優の高島礼子さん(51)とはおしどり夫婦で有名だっただけに、世間では高知氏に対する落胆と波紋を呼んでいます。
麻薬についての真相はこれから明かされていくと思いますが、高知さんの不倫相手である「あつこさん」については、元レースクイーンとあって色んな情報が集まってきています。その中には歯医者の娘でお嬢様であったなど現在の彼女からはギャップのある情報もあり、どうしてそんな女性が……と思ってしまいます。
つまりは“プロ愛人”であったあつこ容疑者ですが、本妻の高島礼子さんと比較すると、何が女性として違ったのか。あんな綺麗な奥様を持っていながら、どうしてまた別ジャンルの女性に走ったのか……疑問と好奇心が湧いてきます。最近は“パパ活”なんて言葉で流行をみせる愛人業ですが、プロ愛人になる資質とは何なのかについて、考えていきたいと思います。
■わかりやすく男性のプライドを満たせる
あつこ容疑者を見ていくと、まず感じるのが“わかりやすい美人”という印象です。スタイルも良く、絶世の美女とは言えないまでも、見た目は化粧などで綺麗に手入れされています。ただこの女性としての美人の方向が“わかりやすく安い”のがプロ愛人としての1つの資質だと思います。
高島さんと比較するのもおこがましいのですが、やはり天然の美人と努力で美人に見せている印象の差はぬぐえません。しかしだからといって天然美人が全てにおいて勝ちなのかといわれると、努力の美人には安さという親しみやすさがあります。高知容疑者は高島さんの稼ぎによって生活していた部分が大きいでしょうから、プライドを満たすために反動でわかりやすい女子に走ってしまった可能性もありそうです。って、それもどうしようもないバカ者ですけどね。
■承認欲求と自己愛の強さがそそる?
ビジュアルの差は歴然の2人ですが、あつこ容疑者のブログを見返すと、その承認欲求や自己愛の強さも見えてきます。
たとえば彼女は文面で自分のことを「あつこは〜」と名前で呼んでいますが、自分を名前で呼ぶ行為は精神的に幼いだけでなく、構って欲しいという心理が現れています。またプログが頻繁に更新されなくなった際には、「久しぶりに更新しちゃおっかなぁσ(^_^;)」「本当は昨日更新する予定だったけど、また遅くなっちゃった…」など、更新できなかったことへの弁解が続きます。
これも自己愛と承認欲求が強いために、いつも言い訳をしてしまっている可能性はありそうです。ただ発想を変えれば「未熟な美人」が転がっているわけですから、男性としてはやはり手を出してしまいたくなるのでしょう。ホステスやプロ愛人として生きるなら、適切な応対だったのかもしれません。
■流されやすくて貫き通す力を持たない?
最後は彼女の性格面から考えていきましょう。実は今回、彼女と以前仕事で一緒になったことのある人物から話を聞くことができました。ズバリ当時のあつこ容疑者がどんな印象だったか教えていただくと「全く印象に残らないちょっとおバカな子」とのことでした。
どういう意味なのか聞いていくと、特にモデルや女優など高みを目指しているわけでもなく、お金や権力にガメツい印象もない。ただただ平凡で話も面白くなかったから、報道が出てからも気付くまでに時間がかかったというのです。つまり“無個性女子”ということのようですが、無個性というのは言い方を変えれば俺色に染められるということ。
一方で高島さんの経歴は、元々車好きだった経験からアマチュアレーサーになり、参加費用捻出のためレースクイーンに。そして女優へとステップアップしていきます。まさに自分を貫き通す力のある女性でカッコイイ。このギャップが、本妻とプロ愛人の違いなのかもしれません。
今の時代“量産型女子”なんて言葉も流行っていますが、量産型の無個性女子のいきつく先は、プロ愛人なんてこともあるのかもしれません。クスリは絶対ダメですが、今回の報道は本妻になる女性と愛人止まりの女性の違い。そして男のプライドの闇を見た気がしてなりません。