広瀬香美(52)が一方的に独立したとして芸名の使用禁止を求めている芸能事務所「オフィスサーティー」。代表取締役の平野ヨーイチ氏(63)が1日、都内で会見を行った。
広瀬は先月28日、自身のTwitterで「広瀬香美は、新たな事務所に移りました」と移籍を報告。しかし同社が31日、公式サイトで広瀬に芸名の使用禁止を求める声明を発表。それに対し、広瀬はTwitterで「広瀬香美としての活動は今まで通り続けていきますので心配しないでくださいね」と“反論”していた。
会見で平野氏は広瀬に芸名使用禁止を求めた理由を「騒動をいったんフリーズさせるため」と説明。広瀬に対して「一方的に独立してしまったので話し合いが進んでいない。ちゃんと話し合って円満に解決したい」と呼びかけたという。
「社長は広瀬が『ロマンスの神様』のヒットで性格がすっかり変わってしまったと明かしたそうです。ヒット曲が出ないのを事務所のせいにされ、社長交代を求められたことも。広瀬の“横暴”が原因で、8年のうちにマネジャーが28人変わったとも暴露したそうです。騒動の泥沼化は必至でしょう」(芸能デスク)
92年にシングル「愛があれば大丈夫」でデビューした広瀬。デビュー曲はオリコンの最高位が42位と振るわなかったが、93年発売の3枚目のシングル「ロマンスの神様」が大手スポーツ用品メーカー「アルペン」のCMソングに起用され、売り上げ175万枚のメガヒットを記録。その後、冬の女王と呼ばれるようになった。
その後も98年発売の初ベストアルバム「広瀬香美 THE BEST“Love Winters”」の売り上げが240万枚を記録。02年には初の全国ツアーとして日本武道館公演を成功させたのだが……。
「ただその後はヒット曲がなく、09年以降はシングルリリースもありません。16年にデビュー25周年記念アルバムを発売するも、オリコンの最高位は52位。歌手として苦境に立たされた焦りから、今回の騒動が起こってしまったのでしょうか……」(レコード会社関係者)
騒動の“落としどころ”が注目される。