浅野忠信(44)の父親であり、芸能事務所元社長の佐藤幸久容疑者(68)が6月30日に覚せい剤取締法違反容疑で逮捕されていたと複数のメディアが報じている。佐藤容疑者は容疑を認めているという。
佐藤容疑者は昨年11月に覚醒剤を使用した疑いで逮捕。今年3月には、執行猶予付きの有罪判決を受けたばかりだった。
「佐藤さんの前回の逮捕時、浅野さんはドラマ『刑事ゆがみ』(フジテレビ系)の撮影中。そのため現場でも共演者やスタッフ一人一人に謝罪して回っていました。それでもあくまで暗い雰囲気にならないよう努めていて、見ていて痛々しかったです」(テレビ局関係者)
浅野にとって佐藤容疑者は父親であると同時に、芸能界の“恩人”でもあった。「テレビに出てみたい」という息子の言葉を受け、オーディションを勧めたという佐藤容疑者。父はマネージャーとして、浅野のことを支え続けたという。
96年には、芸能事務所「アノレ」を設立。佐藤容疑者が社長となり、浅野も頭角を現すようになるなど二人三脚で盛り立ててきた。
「浅野さんはそんな父に反発したこともあったそうですが、『自分があるのは父のおかげ』とも話していました。前回の逮捕後、事務所からは独立する人も出てきました。しかし浅野さんは積極的に映画出演を続け、何とか持ちこたえようとしてきたのです。お陰で少しずつ、事務所の信用も回復してきていたのですが……」(別のテレビ局関係者)
2度目の逮捕について、浅野はどんな気持ちで受け止めているのだろうか。