相次ぐ“不倫ブーム”の中心人物であったタレントのベッキーさん(34)。先日新たな恋人として、プロ野球・巨人の片岡治大2軍守備走塁コーチ(35)と交際1カ月であることがスポーツ報知でスクープされました。
あのときはボロボロに叩かれまくった彼女を見ていただけに「次は頑張れ!」と応援したい気持ちもあるのですが、ちょっと心配になることも……。それは失恋後の女性は、“恋の連続失敗”を起こしやすいからです。
■失恋直後の恋愛はなぜ危険なのか
失恋直後というのは、本人も失恋のダメージを受けているもの。頭のいい人ほど同じ轍を踏まないよう反省に反省を重ね、気をつけます。そのため次の相手には過剰に前と同じタイプを避けたり、すごく優しそうに見える人を選んだりとさまざまな努力をします。
これが上手くいけば、次の恋愛はすごく幸せなものになるでしょう。ただそうでない場合は振り子のようにボーンボーンと失敗しては逆をいき、また失敗しては逆をいき……と異なるタイプの失敗を繰り返すことも。
ちなみに失恋直後の女性がやりがちな行動としては、こんなものが存在します。
・次の相手に求める条件やハードルが極端に下がる!
よくあるのが、「次はとにかく優しくて誠実な人ならいい!」という意見。非常に誰でもあてはまりそうな条件を上げ、大事にしてくれる人なら誰でもOKとして相手を探してしまうことです。
この場合は本当にいい人と出会えれば問題ないものの、優しそうに見えるだけの男性に狙われると、同じように失敗する可能性も。
・“元彼を匂わせる人”を徹底排除!
元彼との恋愛がつらすぎて、次はまったく違うタイプの人と付き合いたい。そう思うと元彼と真逆の人をあえて選ぼうとしたり、“元彼っぽい要素を持つ男性”を徹底排除したりする女性もいます。
この場合は極端にバイアスをかけて男性を見ることになるので、おかしな人を選んでしまう可能性も高まります。
・スムーズに進む恋を歓迎しすぎる!
「本当に選ばれた相手との恋は、なんでもスムーズにコトが進む」
よく都市伝説のように言いますよね。
たしかに恋にはそういう一面もありますが、個人的にはスムーズにいく恋だから幸せになれるとも限らないとも思っています。なぜならスムーズに進んでいるうちはお互い疑問を持ったり、関係性を深めようと努力しなくなるからです。
ちなみに筆者の1回目の結婚(3年半後に離婚)も、当時はとってもスムーズに状況は進みましたとさ……。という個人的な話はよくて、タイミングがたまたま合った相手に「運命の人だ」と思って身を任せると、後で大変なことになる場合もあるのです。
■ベッキー×片岡コーチ!ズバリ、その恋愛はここが危ない!
ベッキーさんと片岡コーチの恋愛。公表された情報によると交際1カ月とのことですので、まさに今がラブラブで楽しい時期だと思います。でも1つすでに心配なこともあります。
それは付き合うきっかけが、元々ファンだったという片岡コーチからの猛烈なアプローチによるものだという話です。先ほどの話に当てはめると、「次の相手に求めるハードルが極端に下がる」「スムーズに進む恋を歓迎しすぎる」という点に当てはまるような気がしてなりません。恋に苦手意識を持つベッキーさん。その心をうまいことこじ開けてリードしたのなら、彼女も「あ、運命来たかも!」なんて思いかねません。
もちろん2人の相性はこれから分かるものなので、そこは傍観していきたい。しかしどうにも違和感の残る組み合わせは、復帰後の恋として正しいのか。おせっかいな野次馬的な心配がつのります。
今回のスクープは不倫のイメージを払拭するためではないか、という憶測も飛び交います。実際そうだとしても「不倫の次に交際1カ月でノロケられても……」と感じた人もいたことでしょう。
美人で人当たりもよいであろう彼女。もしイメージを気にしての報道であるならば、そのまわりを過剰に気にした生き方が何より幸せを遠ざけているように思うのです。
(文・イラスト:おおしまりえ)