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オフィス街の反射光がまぶしいまでに快晴だった、7月上旬の午前10時過ぎ。都内の有名産婦人科があるテナントビルの裏口に、ひと目を気にしながら入っていく、宮沢りえ(45)の姿があった。1時間半ほどして建物内から出てくると、マネージャーらしき男性に守られながら駐車場に停めてあった車に乗り込んだ――。

 

「この病院では従来の体外受精に加えて、不妊症に悩む女性たちのために最先端の生殖補助医療を提供。具体的には“卵子の若返り”をテーマにしたものなど、さまざまな不妊治療が受けられます」(不妊治療に詳しい医療関係者)

 

りえといえば今年3月、V6の森田剛(39)と再婚。あれから4カ月たった今、2人は“本気妊活”に挑んでいるという。

 

「結婚当初から『いつか2人の子どもが欲しいね』と夫婦で話し合っていたそうです。妊活に専念するために、りえさんは仕事をセーブ。年内も舞台や映画などの仕事は入っていません」(りえに近い仕事関係者)

 

最先端の医療に、周囲の厚いサポート。とはいえ現在45歳のりえにとって、妊娠・出産はたやすいことではないだろう。成城松村クリニックの松村圭子院長は、40代からの妊活ついてこう解説する。

 

「タイミング法や人工授精といった比較的安価な治療もありますが、40代以降の不妊治療は、ほとんど体外受精か顕微授精です。不妊治療の助成金には、開始年齢が43歳未満までという年齢制限が設けられています。やはり、それ以上の年齢だと出産に至る可能性が著しく低くなるからです。もちろんケースバイケースですが、50回の体外受精で1回くらいの確率になってきます」

 

年齢と比例して過酷さも増していく妊活。そのプレッシャーは、りえにも重くのしかかっていた。

 

「妊活を始めた当初は、なかなか思うように進まなくて、りえさんは精神的に不安定になってしまうこともありました。あまりのつらさに、親しい友人に泣きながら電話したこともあったそうです」(りえの知人)

 

そこまでして、りえはなぜ森田との子どもにこだわるのか。

 

「りえさんは、前夫との間に生まれた長女(9)を我が子同然に可愛がってくれる森田さんの姿を見て、妊活を始めたそうです。というのも、連れ子と実子がいたら“自分の子を可愛がるのでは”と思い込んでしまいますよね。彼女は母親として、それだけは避けたかったのだと思います。でも、りえさんの心配は杞憂でした。娘さんも森田さんを“パパ”と呼んでなついているそうですから。これなら森田さんの子どもが出来ても安心だと、決心がついたのでしょう」(前出・知人)

 

一時は後ろ向きになっていたりえも、最近では明るく前向きになってきたのだという。

 

「実は、今回りえさんが通っている病院と長女を出産した際のかかりつけ病院が同じ系列なんです。『愛娘を授かった病院で、またもう一度!』と、りえさんは妊娠・出産への気持ちを高めていたそうですよ」(前出・知人)

 

剛くんとの赤ちゃんが欲しい!そんな思いを抱きながら産婦人科から出てきた彼女の横顔は、“恋多き大女優”ではなく、家族愛を求める“1人の女性”だった。

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