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《2、3年前に産みのママに会ったの。それ以来、私が忙しいときは自宅に来て助けてくれたりしてるの。25年ぶりに会ったのに、すごく話しやすくてオープンにもなれて、これが本当のママなんだって泣きそうになるくらい感動した》

 

「Numero TOKYO」10月号で、そんな衝撃の発言をしたのはローラ(28)。なんと彼女、実母と25年ぶりに再会したというのだ。現在、LAの3億円ともいわれる豪邸拠点に活動しているローラ。インスタフォロワーは500万を超え、誰もが知る人気者となっている。

 

だが成功の陰には、苦難の半生があった。90年にバングラデシュ人の父と、日本人とロシア人のクオーターである母との間に産まれたローラ。彼女が1歳のとき、両親は離婚したという。ローラは父とともにバングラデシュへ渡り、6歳まで現地で生活。その後、父は現在の母である中国人女性と再婚。ローラは継母とともに帰国し、都内で生活し始めた。しかし生活は貧しく、国立市の木造アパートに8人で暮らしていたこともあったという。

 

そんななか、07年にモデルデビュー。一躍ブレークを果たした。だがその後も実母への思いが消えることはなかったようだ。「Numero TOKYO」では、複雑な胸中も明かしている。

 

《こういう言い方はしたくないけど、心の中で捨てられちゃったじゃないけど、そういう気持ちがずっとあって、会いたいけど会いたくないみたいな》

 

それでもローラは意を決し、実母と再会することを選んだ。

 

「突然、ローラさんが『本当のお母さんと再会したんだ!』と話してきたんです。それまで『お母さんに会いたい……』なんて一度も言ったことがかったので、みんな驚いていました。お母さんは、ちょっとした表情や笑うポイントが彼女と似ているんですよね。やっぱり親子なんだなあと思いました」(ローラを知る芸能関係者)

 

昨年6月には、所属事務所との独立騒動が浮上。ファンからは心配の声が上がっていた。だが今年4月になると、事務所との和解を発表。再出発を果たしたが、その原動力となったのが実母との再会だったのだ。

 

「ローラさんを産んだお母さんはすごく優しい人。それだけでなく、物事の判断もしっかりした女性です。ローラさんが日本にいるときは、常に行動を共にしていました。事務所とのトラブルのときもお母さんは娘の話を聞き、いろいろとアドバイスしてあげていたようです。いま、ローラさんのことをいちばん理解している人でしょうね」(別の芸能関係者)

 

今年3月、本誌は都内の百貨店へ買い物に出かけるローラを直撃。実はそのときいっしょにいたのが、実母だった。記者とローラのやりとりを心配そうに見ていた母。それに気がついた彼女は「大丈夫、車で待ってて」と一言。母を優しく気遣う姿が印象的だった。

 

「再会して心に余裕ができたのでしょう。ローラさんはより明るくなったように感じました。独立騒動を機に彼女は“自分らしくありたい”という内容を次々と発信するようになりましたし、LAへの移住も決めました。お母さんと会ったことで“自分の原点”を見つめなおしたのではないでしょうか。現在は環境問題や動物愛護問題にも取り組んでいますが、さらに共感を集めています。仕事も順調に入っているようです」(前出・別の芸能関係者)

 

四半世紀を経て、離れ離れだった母と娘はようやく二人三脚の日々を歩み始めた――。

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