所ジョージ(63)は今から約1カ月前の8月上旬、埼玉県所沢市内の病院を愛娘とともに訪れていた。

 

「7年ほど前に脳梗塞を起こしてから体調を崩し、入退院を繰り返していた実母の90歳の誕生日を病室でお祝いしたんです」(実母と長らく親交のあった女性)

 

彼の芸名に由来する故郷・埼玉県所沢市。実母の身の周りの世話は所の妹夫妻が看ていたという。

 

「4~5年前から入院生活を送っていて、食事が摂れずにチューブでの栄養補給が長く続き、お母さまはよく『口からご飯が食べたい』と話していました。所さんも仕事で忙しいなか、定期的にお見舞いに訪れていましたが、9月5日に急逝し、6日にご遺体が自宅に戻ってきました」(同前)

 

両親にとって、所は自慢の息子だったと前出の女性は言う。

 

「銀行員だった旦那さんは80年に若くして亡くなり、お母様は競輪場などで働き、今の自宅を建てられました。苦労した分、所さんの活躍が何よりも嬉しかったのでしょう。会長を任されている町内会で所さんの話題になると、謙遜しながらも誇らしそうに笑顔だったのが印象的でした」

 

7日に市内の斎場で通夜が営まれたが、所の姿はなかった。所と親しい仕事関係者はこう語る。

 

「彼は1歳年上の妻・文子さんと結婚するとき、婿養子に入って姓を変えているので、妹夫妻への遠慮があったのかもしれませんね。奥さんとは大恋愛で、文子さんのお父さんの懇願で婿入りを迷わず受け入れたんです」

 

太陽のように明るい性格と笑顔の持ち主の文子さんと、81年に結婚。彼女は所属事務所の社長も務め、公私とものパートナーとなった。所自らこう語っている。

 

「私は100%愛妻家です(笑)。家には偉い順番があってカミさん、長女、次女、私、犬、猫って。これは私が決めたの」(『Views』1996年4月号)

 

テレビ局関係者は言う。

 

「彼は常々、“60歳隠居説”も唱えていました。趣味の域を越えたバイクや車好きは有名ですが、3年前『もうむやみに買って増やすのはやめようかな』と、車やバイク20台を手放そうとしたことがありました。本気で隠居を実行に移す気かと思いましたね」

 

実際、所夫妻は“終活”の第一歩をすでに踏み出していた。

 

「じつは昨秋、所属事務所社長でもあった妻の文子さんが、代表取締役を突然、長女に譲ったんです。自らは取締役に退きました。所さんは引き続き取締役を務めていますが、将来の“万が一”に備え、家族会議で決めたそうです。3年前、事務所名義で買った世田谷区内の3億円の豪邸も今年2月に長女の所有になりました」(知人)

 

天国の実母は63歳で現役バリバリの所を見守っているはずだ――。