女優の広瀬すず(20)が映画「一度死んでみた(仮)」(2020年公開予定)で主演を務め、コメディー作品に初挑戦すると一部スポーツ紙が報じた。
記事によると同作は父親のことが嫌いな女子大生・七瀬と、製薬会社社長で“一度死んで2日後に生き返る薬”によって幽霊になった父親・計が巻き起こす物語。
父親に対し「一度死んでくれ!」と毒づく娘を前に、堤真一(54)演じる計が「2日間だけ死ぬ毒」を飲み本当に仮死状態に。焦る七瀬に計は幽霊状態となって事情を説明するが、予定より早く計が火葬されることになりーーというハラハラドキドキのコメディー作品だ。
「硬派な役を演じることが多い堤さんですが、昨年放送の主演ドラマ『スーパーサラリーマン左江内氏』(日本テレビ系)や公開中の『銀魂2』でコミカルな役を演じています。コメディ初挑戦の広瀬さんにとっては、格好の“受け役”になりそうです」(テレビ局関係者)
もともとティーン誌のモデルをつとめていた広瀬。CMデビューを果たした後、女優に転身。10代のうちは映画「海街diary」や「ちはやふる」シリーズ、「四月は君の嘘」や「チア☆ダン~女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話~」など女子高生役で話題をさらってきた。
今年の6月で20歳となったが、現在はヒロインをつとめる来年度前期のNHK連続テレビ小説「なつぞら」の撮影中だ。
「広瀬が演じるのは、上京してアニメーターを目指すヒロイン役。20代に入ったのを期に、事務所も“脱制服”を前面に押し出しています。売れっ子の地位にあぐらをかかず、息の長い女優になってほしい。そんな思いから、さらなるステップアップのため戦略転換を図っているようです」(芸能記者)
今後、女優としての広瀬の新たな“引き出し”が見られそうだ。