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「僕はもう終活終わっちゃいましたから。それこそ資産の流れは50歳までにすべて終わりました!」

 

9月24日、坂上忍(51)が、自身がMCを務める『バイキング』(フジテレビ系)の生放送中に終活終了を告白。坂上と親しい関係者は言う。

 

「50歳を前にして初めて生命保険に入りました。税理士や弁護士と半年以上、相談しながら遺言書を作成したんです」

 

主な概要は以下の通りだ。

 

●現在77歳の母親の介護資金
●現金以外の資金の移譲手続き
●勤続25年以上になるマネージャーへの退職金支払い
●子役育成のために作った事務所の取締役を退任
●残された愛犬たちの譲渡先。

 

坂上は今、長年暮らした都心から離れ、千葉県の内房で生活中だ。

 

「もともとは“愛犬たちのために”3年前、テレビ番組の企画で5千万円で購入したもの。その後、土地を買い足して300坪まで広げました。真新しい壁に囲まれ、庭にはドッグラン用の照明が5~6本建てられています」(近所の住民)

 

飼い犬たちを溺愛するあまり、昨年、一緒に寝られる別棟まで増築。そうした情熱が評価され、9月25日には『エンジン01動物愛護・ワンダフル・パートニャーズ賞』も受賞している。

 

9月下旬の早朝6時すぎ、坂上は愛犬の散歩のため、自宅から出て来た。連れていたのは『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)で出会った義足の保護犬・サンタだ。昨年から飼い始めた12匹目の愛犬で、一時、行方不明になったものの戻ってきたのだ。この日、坂上らは自宅の周りを1周すると、5分ほどで家の中に戻って行った。

 

「サンタを逃がしたことで4年間同居する元女優の恋人・Aさん(37)は責任を感じて激やせ。2人は一時、不仲になった時期もあったそうです」(坂上の知人)

 

前出の関係者によれば、Aさんも遺言状に登場するという。

 

「飼っている愛犬12匹の処遇については、坂上さんが信頼するAさんに金銭面を含めて託したと聞いています」(同前)

 

坂上が終活で遺した資金はどれぐらいなのだろうか。

 

「坂上さんは常々『その年稼いだ分を、年末のギャンブルで全部使い果たす』と公言。終活を意識しだした3年前の春は、ちょうど週1レギュラーだった『バイキング』が月~金の帯MCになった時期。坂上さんの胸の内では、“帯で稼いだお金を終活資金に回そう”と考えていたようです。ギャラは1日80万円で、年間で約2億円。もともと所有していた自宅等の資産をあわせると、およそ5億円は終活用に回ったんじゃないでしょうか」(テレビ局関係者)

 

ペット信託に詳しい司法書士法人ソレイユの杉谷範子代表は言う。

 

「米国では亀に遺産数億円、なんてケースもありますが、日本では法律上、遺言でペットに財産を贈れません。ですからちゃんとお金をあてがっておかなければ殺処分されてしまう可能性もあります。そのためにも、まず『ここなら信頼できる』と思える飼育施設を探すこと。そしてその施設との間を取り持ってくれる人にお金を託すことが『ペット信託』なんです。日本では10年前に信託法が改正され、家族や親しい人にお金を信託しやすくなったんです」

 

坂上は同居恋人に『ペット信託』したということになる。

 

「自ら飼う場合は飼育費。たとえば犬の場合、約15年の寿命と考えて現在10歳だった場合、月の餌代5万円で計300万円。預ける場合は施設利用料の総額になります」

 

坂上は『バイキング』で「今まであるぶん(財産)は行き先が決まってゼロになった、これからの収入は全部競艇にかけてもいい」と力説していた。9月28日付けのブログに愛犬・サンタの画像を上げ、こうも綴っている。

 

《パパ、してます。やっぱり、家はいいな~。直帰する甲斐が、あります。いろんなことがありますが、息子たちの顔を見ればね。全部、吹っ飛ぶ! それもこれも、東京を離れたことが大きいです。(略)息子たちに感謝だす》

 

恋人に愛犬の未来を託した坂上にとって“息子たち”と過ごす余生は至福の時間となるだろう――。

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