「東京ドラマアウォード2018」の授賞式が10月25日に都内で行われ、1月期TBS系ドラマ「アンナチュラル」の主題歌「Lemon」で主題歌賞を受章したシンガー・ソングライターの米津玄師(27)が出席した。
米津が公の場に登場することはかなり珍しい。各スポーツ紙などによると、司会をつとめて俳優の石坂浩二(77)が「あまりこういう場に出たくない?」と質問。すると米津は「出たくないわけではないのですが、あまり慣れていないので……。今回はこうして光栄な賞をいただいたので」とはにかみながら答えたという。
「デビュー以来、米津は極力テレビなどで露出することを避けて来ました。しかしここへきて心変わりがあったのか、自身初のCMに出演も果たしています。現在放送されているソニー製イヤホンのCMで、自身の最新楽曲『Flamingo』をバックに華麗にステップを踏んでいます」(レコード会社関係者)
CD不況と言われるなか、3月に発売された「Lemon」は40万枚を突破。デジタルダウンロードは、200万件以上を記録。さらに同曲など5曲のミュージックビデオ(MV)のYouTubeは、再生回数が1億回以上を突破している。そこで気になるのは、初の紅白初出場だ。
「NHKは『東京2020公認プログラム<NHK>2020応援ソング プロジェクト』で使用される楽曲制作と、小学生ユニットのプロデュースを依頼。NHKとのパイプはすでにでき上がりつつあります。こうした動きも、紅白を見越しての行動でしょう。今年の音楽界ではMVP級の活躍とあって、実現の可能性は十分ありそうです」(レコード会社関係者)
大活躍の1年だけに、紅白の晴れ舞台で締めくくってほしいものだ。