日本中が騒然となった嵐の活動休止。その衝撃は今も収まらず、連日のようにメディアが続報を伝えている。
17年6月にリーダーである大野智(38)がメンバーに「20年を区切りに活動休止したい」と発言。櫻井翔(37)、相葉雅紀(36)、二宮和也(35)、松本潤(35)も話し合いの末、最終的には休止するという決断に至った。
活動休止に伴い、5人での番組は20年をもって終了することに。そのため各局ではすでに今後について見据える動きが進んでいるという。
「日本テレビの『嵐にしやがれ』とフジテレビの『VS嵐』については、どちらの局も “後番組を何にすべきか”についての会議を連日行っているそうです。さらには早くも “最後の出演”をかけて両局の激しい争奪戦が繰り広げられています。NHKは20年の紅白で大トリに起用し、全員を司会にしたいと目論んでいると聞きました」(テレビ局関係者)
また4月から追加公演も行われる20周年ツアーは、全国5大ドームで50公演。のべ237万5千人を動員する予定だ。
「20年には東京五輪を控えています。嵐もさまざまな形でかかわることになるでしょう。さらには新国立競技場でアーティストとして初のコンサートを行うというプランも聞こえてきています。そして年末をもって活動休止となり、個々の活動に突入することになります」(音楽関係者)
そうした混乱のなかでも、メンバーたちは前を向いている。
「活動休止までの2年間でもたらされる経済効果は3千249億円ともいわれています。国民的アイドルグループの活動休止発表はそれほど大きいもの。メンバーもわかってはいました。それでも嵐であり続けるため、彼らは一度立ち止まらざるを得ませんでした。だからこそ『休止まできちんとやるべきことをやっていこう!』と言って気を引き締めているそうです」(前出・テレビ局関係者)
活動休止は終わりではなく、新章・嵐の始まり。そう信じて、5人は歩み続ける――。