純烈が4月に開催する全国ツアーの初日公演が、グループ史上最速で完売したと2月4日に発表された。
同公演は、東京国際フォーラムのホールCで昼の部と夜の部に分かれて開催されるもの。同会場は約1,500席の座席数だというが、どちらの部もソールドアウトしている。
5日のスポーツ報知によると純烈は昨年も同地でコンサートをひらいたが、当時チケット完売まで72日かかった。しかし今回は2月1日に発売された途端、即日で完売したという。
またリーダーの酒井一圭(43)はスポーツ報知にコメントを発表。「純烈史上最速で完売とのことで驚いております」と心境を明かし、「再び、紅白の舞台へ押し上げようとする全国のファンの皆さん、初めて純烈を見にいらっしゃる皆さん、激アツエールに感謝です」と語ったという。
「純烈は元メンバーの不祥事で年始早々、4人で再スタート。その際に開いた会見での酒井さんの対応が評判を呼びました。また5日に酒井さんはブログで、純烈をいつも見守ってくれている前川清さん(70)に『恩返ししたい』という誓いを綴っていました。そういった誠実さが、多くの人々の胸を打っているようです」(音楽関係者)
ネットでは純烈の奮闘ぶりに感動の声が上がっている。
《躓き転ぶ事もあるけど、そこから立ち上がっていく姿もファンと共に共有しているんだなと思う》
《あれがきっかけでグループを知った人もいるし、同情票もあるかも知れない。ファンの方々に誠実なパフォーマンスを見せ続けて欲しい》
《今までの彼らを知ってる人達は、自然と応援したくなるんだと思います。ちゃんとわかる人はわかってくれます。頑張って下さい》
「コンサートだけでなく、純烈は騒動以降バラエティ番組に呼ばれる機会も増えています。これからはステージを飛び出して、さらに多くの場所でその活躍ぶりを目にすることになるかもしれません」(テレビ局関係者)
純烈は、ピンチをチャンスに変えたようだ。