高畑充希(27)の主演ドラマ『メゾン・ド・ポリス』(TBS系)が絶好調だ。
高畑扮する新米刑事・牧野ひよりが退職警官だけで暮らすシェアハウス『メゾン・ド・ポリス』を訪れ、何やらワケありのおじさまたちに振り回されながら事件を解決していくストーリー。1話完結の刑事ドラマで、初回は12.7%記録。その後も高視聴率をキープし続けている。撮影現場では、高畑を中心に和気あいあいとした空気に包まれているという。
「『メゾン・ド・ポリス』の住人は西島秀俊さん(47)以外だと、近藤正臣さん(76)、角野卓造さん(70)、小日向文世さん(65)、野口五郎さん(62)など還暦をすぎた方ばかり。そのため現場では“終活”トークで盛り上がることが多いそうです。特に近藤さんは77歳ということもあって、かなり健康に気を遣っています。毎日のように共演者へ『今日は元気か?』と声を掛けるのが、“お約束”になっています。高畑さんはそうした年の離れた共演者と積極的にコミュニケーションを図るなど、“座長”として現場を切り盛り。みんなも、彼女のことを孫のようにかわいがっていますね」(前出・ドラマ関係者)
高畑と“アラ70共演者”たちによる楽屋談義。その内容は、多岐にわたるようだ。
「近藤さんと角野さんと小日向さんは、そろって保険について話し合っています。同年代の俳優さんが亡くなってきていることもありますからね。そのほか病院やお墓の話にも詳しくて、『あの保険はあんまり良くないみたいだよ』『あそこの病院がいいそうだよ』『お墓の値段は今のうちから調べておいたほうがいい』など、積極的に情報交換しています。高畑さんはそうした話を熱心に聞いては、いろいろと質問をして心をつかんでいます」(別のドラマ関係者)
高畑はそうした“終活”トークにしっかりとついていくだけでなく、“若者世代”の情報も使って現場を盛り上げていた。
「高畑さんは小日向さんらといっしょに、若者に人気のカメラアプリ『SNOW』にハマっています。そんな高畑さんや小日向さんらを見て、近藤さんは『あいつらもまだまだ若いな……』とほほえんで眺めていました」(前出・別のドラマ関係者)
ドラマの高視聴率の陰には、“祖父と孫”のような慈愛の絆があった――。