画像を見る

「自分の嵐の活動を終えたい。自由な生活を一回したい」

 

1月27日の会見で、そうメンバーに相談していたことを明らかにした大野智。同時に、メンバー5人から、20年をもってグループの活動を“休止” することが告げられた。

 

《大野くん、20年分の有給休暇を取って夏休み楽しんでね》
《やっと休めるんだね。いままで夢をありがとう》

 

ファンからは、活動休止を悲しむ声より、20年間駆け抜けた彼らとリーダーの大野をねぎらう声が相次いだ――。

 

さかのぼること’99年9月15日、嵐は、ハワイ・ワイキキ沖で“異例”ともいえる豪華客船の上でデビュー会見を行った。

 

「世界中に嵐を巻き起こしたい」、そんなコンセプトのもと送りだされた5人は、いまやドラマにバラエティ、スクリーンと各方面にひっぱりだこで活躍するタレントにまで成長した。

 

そこで今回本誌は、主演映画やドラマの本数など、嵐の20年間を徹底的に調査。すると5人の“絆”と“努力”があったからこそ成し遂げられた、驚異的な数字の数々が明らかになった!

 

【21社】これまでに出たCMの会社

 

現在、嵐が出演しているCMは日本郵便、日本航空、日立アプライアンスなど。5人をCMに起用した会社は21社になる。

 

もちろん、メンバーは個人でも複数の会社とCM契約を結んでいる。最も多く契約を結んだ“CM出演王”は櫻井。味の素冷凍食品、森永製菓、三井不動産など、これまで20社のCMに出演した。

 

相葉(池田模範堂、エバラ食品工業、ライオンなど)と二宮(久光製薬、ライオンなど)がこれまで16社と契約を結んでいる。

 

また任天堂や日産自動車のCMでは2人ずつの共演CMも多数。

 

【39本】主演を務めた連ドラの数

 

俳優業も積極的にこなす嵐メンバー。松本潤は初主演作『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系・’01年7~9月)や『花より男子』をはじめとし、これまでの主演ドラマは10本。メンバー最多の出演数だ。

 

さらに、『花より男子2 リターンズ』では、平均視聴率21.6%を記録。彼はまさに嵐の“連ドラ王”といえる存在だろう。

 

二宮は青春ドラマの金字塔『Stand Up!!』(TBS系・’03年7~9月)で初のドラマ主演。好演が光った『フリーター、家を買う。』や『流星の絆』は、高い視聴率を記録した。

 

そして大野は初主演ドラマ『魔王』(TBS系・’08年7~9月)で、弟を殺害した犯人に復讐を誓う冷酷な弁護士を演じたかと思えば、『歌のおにいさん』(テレビ朝日系・’09年1~3月)や『怪物くん』(日本テレビ系・’10年4~6月)ではコミカルな役を演じ切った。

 

【27本】これまで出た主演を務めた映画の本数

 

ドラマの王が松本ならば、“シネマ王”は二宮。これまで8本の主演作品がある。

 

初主演は故・蜷川幸雄監督の『青い炎』(’03年)。主演作品には『大奥』(’10年)、『プラチナデータ』(’13年)などがあるが、彼の才能を世に知らしめたのは、クリント・イーストウッド監督のハリウッド映画『硫黄島からの手紙』(’06年・主演ではなく出演作品)だ。

 

そのほか、『ピカ☆ンチ』(1作目は’02年)や『黄色い涙』(’07年)など、5人そろって出演している映画はファンにとっても思い出の作品だ。

 

【42個】これまで受賞した大賞の数

 

CDや音楽映像作品の売上げ数などで決定する日本ゴールドディスク大賞の「アーティスト・オブ・ザ・イヤー」(邦楽部門)では5度(歴代1位)の受賞。「アルバム・オブ・ザ・イヤー」で3度、「ベスト・ミュージック・ビデオ」で9度の栄冠に。

 

嵐は、’10年に史上最多の10冠を獲得するなどし、これまでに41度、同賞を受賞している。

 

また、二宮は’16年に映画『母と暮せば』で被爆死から亡霊としてよみがえる青年を好演。同年の日本アカデミー賞最優秀主演男優賞に輝いた。

 

【8回】紅白歌合戦で司会を務めた回数

 

その年を代表する“1年の顔”が毎年司会を務める『NHK紅白歌合戦』。

 

初めて嵐が白組司会に抜擢されたのは、2度目の出演となった’10年。大野が主演ドラマで演じた『怪物くん』になりきってステージに登場するなど、メンバーたちは獅子奮迅の活躍。初の経験とは思わせないほど、紅白を盛り上げることに成功した。

 

嵐はそれから5年連続で白組司会を務め、すべて視聴率40%超えを達成。その後、相葉(’16年)、二宮(’17年)、櫻井(’18年)が、白組司会の大役を果たしている。

【関連画像】

関連カテゴリー: