元モーニング娘。でタレントの後藤真希さん(33)が香ばしい! 夫のA氏と不倫相手B氏の間で不貞行為による損賠賠償を引き起こしていることが、今週発売の週刊文春で明らかになりました。
慰謝料金額は330万円。芸能人なのに330万円でもめてしまうのか……といささかA氏の行動に首をかしげたくなるものの、これを受けてゴマキはブログを更新。手書きの直筆書面で謝罪し、不倫関係があったことを認めました。また自分のいたらない行動によって夫や子どもを深くキズつけたこと、現在は夫婦の関係を修復中であることを明かしました。
不倫関係に至った原因とされるA氏からのDVについては、当時A氏とゴマキの間で過度なケンカが繰り返されていたことがあったからと釈明。つまり、すべてゴマキが悪かったということのようですが……。なんか違和感しか覚えないのは、筆者だけでしょうか。
■違和感1:330万円で妻のタレント生命を終わらせかねない夫との仲とは
夫であるA氏から不倫相手であるB氏への提訴は、週刊誌によると「それだけ真希に対しての愛が強いのと、間男のBを許せなかったそうです」とA氏の友人の口から語られています。しかし本当に愛が強かったなら、タレント生命を終わらせる可能性の高い提訴行為を夫はするでしょうか。
もちろんB氏への怒りが収まらないのは分かります。そこは主張してしかるべきなのですが、妻の立場を脅かすほどの愛の強さって……ちょっと疑問。単純に怖くない気もします。
■違和感2:DV被害は本当にいきすぎたケンカだったのか?
今回B氏からの証拠として、ゴマキとのやり取りがいくつか提出されているそうです。そこでは「電話に出ないとLINEスタンプが連打されること」や「やることなすこと、事前に全て報告しなくてはいけないこと」などが赤裸々になっており、「離婚を会社に報告したことを夫に切り出したら、精神的な罵声を浴びせられたこと」なども紹介されているといいます。
不倫中の既婚者側が「離婚の話は進んでいる」というアピールをするのは、よくあることです。相手の気持ちを繋ぎ止めておきたいから言ってしまう人間の弱さですが、とはいえ今回のゴマキの発言がただのアピールだったのかは少し疑問が残ります。
それはB氏個人に言うだけではなく、B氏を含む友人とのグループLINEでも発しているからです。
通常、離婚アピールを当人にするのはよくあることです。しかし友人など周りの人間にもアピールし始めると、いよいよ“本気”のフラグを感じ取るものです。それを見越してのアピールであるなら、ゴマキのしたたかさが露呈しているということになるでしょう。
しかしなんとなくタレントとしてのゴマキの不器用さを見ていると、そうではないような……。ゴマキ、今どんな気持ちなんでしょうか。
■庶民感が漂う彼女の今後は……
1番悪いのはゴマキ。そしてB氏。という事実は変わりません。しかしゴマキの行動があまりに庶民的すぎて、個人的には好感度も……。豊洲のららぽーとでデート。映画館のカップルシートでイチャコラ。そしてアパホテルでの逢瀬。一応元トップアイドルなのに、ガードが緩い!!
バレる相手が、夫か週刊誌かの問題でしかなかったような脇の甘さです。こんな庶民的な不倫をトップアイドルがしちゃうんだ!という感動すら覚えます。だからこそ失敗をきちんと謝罪し、“袴田方式”で復帰してほしいと思ったりするのです(気が早すぎますが)。
どうにも幸せになりきれないゴマキ。今どんな気持ちなのか聞いてみたいものですが……同じく元モーニング娘。のメンバーだった矢口真里さん(36)の気持ちも聞いてみたい気がします。ちなみに本原稿執筆時には、まだ騒動には触れていません。スルーするのか、それともコメントするのでしょうか。
ただ、芸能界はこのくらいの温度感でいいと個人的には思う。清廉潔白なママタレは、本当に必要なのか。最近、少し疑問に思うのです。
(文・イラスト:おおしまりえ)