「先日も北海道ロケをしたりと、広瀬さんは朝ドラ特有の過密スケジュールの洗礼を浴びています。それでも姉・アリスさんにアドバイスされたように、笑顔は絶やしません。その秘訣は週1の“肉食”生活と、撮影前の早朝キックボクシング。体力はまったく問題ないそうです」(撮影スタッフ)
広瀬すず(20)主演の連続テレビ小説『なつぞら』(NHK総合)は、令和に入っても視聴率20%を切ることのない絶好調ぶりだ。
「広瀬さんは座長として奮闘中です。スタッフの飲み会のために、自らデパ地下で買い出しをしてサプライズで“差し入れ”してくれたこともありました。また山田天陽役の吉沢亮さん(25)はかなりの人見知りなのですが、広瀬さんのほうから積極的にコミュニケーションをとっています」(ドラマ制作関係者)
現場をひっぱる広瀬だが、ナレーション担当であり“なつ”の父でもある内村光良(54)の存在が心の支えだという。昨年の『NHK紅白歌合戦』で内村の役柄が父親だと“フライング”告白してしまった広瀬。それも親密さゆえのよう。
「2人は同局の『LIFE!』で共演して以来の仲で、広瀬さんは内村さんのことをいまや“パパ”と呼ぶほど。広瀬さんは収録で切ない場面を撮影して感極まった後、“パパ”の『なつよ』というナレーションを聞くと『あ、一人じゃないんだ!』と安心するそうです。内村さんも広瀬さんを『天性の女優さん!』とべた褒めしてかわいがっています」(ドラマ関係者)
今回の現場は育ての母役の松嶋菜々子(45)を筆頭に、山口智子(54)、小林綾子(46)、比嘉愛未(32)など歴代朝ドラヒロインが集結している。広瀬も先輩方に緊張する場面があるという。
「内村さんは定期的に広瀬さんをLINEで励ましているそうです。広瀬さんは“MCの達人”である内村さんに人間関係の相談をすることもあるといいます。そうした助言を生かして広瀬さんは“愛される座長”に成長したんでしょう」(前出・ドラマ関係者)
仲むつまじい2人だが、広瀬は実は“内村嫌い”だった過去が!
「すずさんは幼少期、テレビで内村さんの名物キャラ・ミル姉さんが映ると逃げ出して泣き出すほど嫌いだったそうです。先日アリスさんが内村さんと共演したバラエティ番組で“暴露”していました。昨年の『紅白』で内村さんはミル姉さんに扮したのですが、『ごめんな、すずちゃん。一言、言ってくれればやらなかったよ!』と呼び掛けてました」(NHK関係者)
今や絶大な“父娘愛”が『なつぞら』の快進撃を支えている――。