24歳年下の夫と離婚することになった磯野。 画像を見る

「それはもう、仕方のないことだと思います。むしろ、よく今まで一緒におってくれたなと……」と語るのは、離婚を発表した磯野貴理子(55)の実母だ。

 

12年、48歳のときに24歳年下の男性・Tさんと再婚した磯野。14年に脳梗塞を発症したが、Tさんが献身的に支えてくれたという。

 

「Tくんはね、いい人なんです。脳梗塞になったときも救急車を呼んでくれたり、食事の世話などもしてくれていましたから。貴理子も、いつも感謝していました」

 

実母は自らを納得させるかのように、「仕方ない」という言葉を繰り返した。だがその裏には、娘への思いも垣間見えた――。

 

 

5月19日、磯野はレギュラー番組『はやく起きた朝は…』(フジテレビ系)で離婚を発表した。目に涙を浮かべながらも、明るく気丈にこう語っていた。

 

「いちおう、理由聞きたいじゃない。待っていたらさ、『自分の子どもが欲しい』って。あっ、そうかそうか。そらそうだと思って。『何か勝手言って、俺』って(向こうに言われて)『勝手じゃないよ。自然なことだよ。当たり前じゃないの』って……(中略)むこうのほうが頑張ったよ。よく(今まで)一緒にいてくれたなと思って。全然、思えるよ。感謝しかないもん、私なんか……」

 

本誌は両親の思いを聞くべく、三重県にある磯野の実家を訪ねた。だが実母は冒頭のように、Tさんへの感謝を語るばかりだった。

 

「Tくんのためには、(離婚の決断が)早くてよかったんです」

 

そう話す実母。磯野の離婚はこれで2度目だった。1度目は、7歳年下の元マネージャー・Sさんと09年に離婚。母はかつて、本誌に磯野についてこう語っている。

 

「あの子もSさんも子どもを欲しがっていました。親戚や知り合いに子どもができたのを『いいなあ、いいなあ』って。病院へ治療にも行っていましたし……」

 

そんななかでTさんと再婚。Tさんと子どもがいない人生を歩んでいくはずだった。だからこそ、実父も複雑な思いのようだ。本誌にこう語る。

 

「子どもがほしいということを最初にわかっていたなら、結婚しなければよかったと思いますし……。どんな話でこうなったのかはよくわかりません。でも仕方ないことです。日がたつにつれて、考えに変化が出てきたのでしょう……」

 

実は実父も脳梗塞で倒れたという。離婚発表を前にした、今年1月のことだった。

 

「リハビリもかねて、2カ月ほど入院しまして。3月末にようやく退院しました。おかげさまで、今ではよくなりました。貴理子も脳梗塞になりましたけど、Tさんに助けてもらいました。命の恩人なんです。その後もいろいろ世話をしてもらいました。だからあの子も、感謝の思いのほうが大きいのでしょうね」

 

最後までTさんへの感謝を語る実父。しかし、最後にこうポツリと本音も漏らしていた。

 

「貴理子は離婚の原因を言っていました。最初の離婚も今回も、原因の100%が貴理子にあったわけではないですから……」

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