松山ケンイチ(34)と染谷将太(26)のW主演ドラマ「聖☆おにいさん 第Ⅱ紀」第1話がYouTubeで期間限定公開。6月1日に公開された動画は再生回数が9万9千回以上にものぼり、現在もその数を伸ばし続けている。
同ドラマは漫画家・中村光氏(35)の作品を実写化したもので、動画配信アプリ「ピッコマTV」で独占配信中。松山と染谷は下界に降りてきたイエスとブッダ役をそれぞれ演じている。一話につき6分弱という短さも本ドラマの特徴で、製作総指揮を山田孝之(35)が担当している。
松山・染谷といえば、これまで数々のアニメや漫画のキャラクターを演じてきた“実写版の実績”の持ち主だ。たとえば染谷は映画「ヒミズ」「寄生獣」で主演を担当。松山は映画「デトロイト・メタル・シティ」「珍遊記」といった奇抜なコメディ漫画の実写でも主演を担当した。
さらに監督・脚本を担当した福田雄一氏(50)は「HK 変態仮面」「銀魂」などコメディ映画のヒットメーカーだ。「第Ⅰ紀」公開当初の福田氏のコメントによると、本ドラマは“2つの願い”が実現した作品だという。それはこれまで叶わなかった松山と染谷の出演、そして漫画連載当初から望んでいた実写化。そうした実力派がタッグを組んだことも、話題の要因のようだ。
一部では《原作と違いすぎる》《原作をゆるキャラ化し過ぎでは》などの感想も寄せられているものの、《これはこれで面白い》《やっぱり松ケンうめぇよ》《そめたにブッダすき!》と称賛する声もあがっている。
また6日からは劇場版が公開予定。さらに22日からは過去に配信された「第Ⅰ紀」がNHKで3週連続にわたって放送予定だ。初の地上波放送についても《NHKで放送とは》《今から録画予約します》《絶対見ます》《楽しみ増えた》とファンから期待の声があがっている。