黒木華(29)主演ドラマ『凪のお暇』(TBSテレビ系)の第4話が8月9日に放送された。累計250万部を超えるコナリミサトの人気漫画を実写化。主人公・大島凪(黒木華)は都内家電メーカーに勤める28歳OL。空気の読みすぎで倒れた凪が、仕事も恋もSNSも全て捨てる人生リセットドラマだ。
お隣のゴン(中村倫也)と一夜をともにした凪は、すっかりメロメロになるいっぽうで、はっきりとしない関係性にモヤモヤし気持ちも抱えていた。かたや凪から正式に別れを告げられた慎二(高橋一生)は「ゴンは付き合った女の子をダメにしてしまう、“メンヘラ製造機”」 だという話を聞いてから気が気でない。凪の様子を見にアパートに行くが、ひょんなことからゴンの部屋にあがることになり……というのが第4話のあらすじ。
前話で「わたし、慎二のこと好きじゃなかった。別れてください」とはっきりフラれても、凪のことを諦められない慎二。しかし凪は「メンヘラ製造機の隣にわたし変わりたいのってぬかしつつむちゃくちゃ流されやすいありのまま気どりのアホ女が越してきたら……」という慎二の不安通り、ゴンにのめり込んでいってしまう。
ゴンへの気持ちが増すにつれ、凪の日常生活は壊れていく。ゴンが部屋にいるときは女を連れ込んでいないかと耳をそばだて、仲が良かった小学生のうららちゃんとも遊ばなくなる。慎二もゴンの部屋から帰る途中で、やつれ果てた凪の姿を目撃。付き合ているときは節約を趣味にしていたのに、コンビニご飯を買い込む自堕落な凪に慎二も唖然。劇中で初めて凪の前で涙を見せる。不器用な慎二の慟哭する姿には、思わずもらい泣きする視聴者も。
《凪にとって毒舌慎二は苦手なんだろうけど、凪のことをちゃんと真っ直ぐに叱ってくれるのも慎二しかいないよ……》
《自分を知っている人が誰もいない状況でしか泣いてこなかった慎二が、面と向かって「好きじゃなかった」と言われた時ですら虚勢を張れてた慎二が、倫理観がめちゃくちゃになってしまった凪を目の前にして号泣するの本当しんどい慎二お前ってやつは……》
《自分が傷つけられた時は隠れて泣く慎二が、凪が傷つけられた時は抑えきれず目の前で泣くなんて…泣ける…》
5話では、転勤してきた優秀な円(唐田えりか)と慎二が急接近。凪とのゴンの関係にも進展が!? 果たして凪の出す答えとは――。