「24時間テレビ42 愛は地球を救う」(日本テレビ系)内で8月25日に放送されたコーナー「お節介バラエティー『あの人に会いたくない!』」にお笑いコンビEXITの兼近大樹(28)が出演した。元カノであるマナさんから“クズぶり”が明かされ反響を呼んだが、放送直後にマナさんが一転。YouTubeで7分にもわたりコーナーの内容を否定し、「ヤラセでは?」とネットで物議を醸している。
番組では中学生時代に交際していた2人だが、マナさんが兼近の二股交際を目撃したために破局したという内容のVTRを流していた。さらにマナさんはそのことがキッカケで男性不信に陥ったという。兼近はVTRののち「盛りすぎてる」とコメント。またマナさんは「本当にクズでした」「女の子の噂が絶えなかった」と話したが、兼近は二股を否定していた。
しかし放送直後にマナさんはYouTubeに「伝えたいこと」というタイトルの動画をアップ。出演オファーの際、スタッフから「実は兼近さんは二股していたんですよ」と話されたという。VTRでは二股がわかったことで破局したとなっていたが、マナさんは「実際に浮気を目撃した訳じゃないです」と告白。さらに「スタッフさんが二股してたみたいですよっていうのは何だったのかな」と疑問を呈した。
さらにスタッフから「兼近の悪いエピソードをいっぱいください」と言われたことも明かしたマナさん。「いっぱい考えてたんですけど、実際そんなになくて」と誕生日のエピソードや塾に通っていたマナさんを兼近が気遣っていたことにも言及。そしてマナさんはこう語った。
「私は本当に兼近のことが大好きで、本当に全部がいい思い出で感謝しかないです。兼近にネガティブな感情は一切ないです」
さらに男性不信についても「男の人が怖いと思ったこともない」と話し、「今回のせいで兼近が嫌われるということだけは絶対あって欲しくないので、これだけは動画で言わせていただきたいと思いました」「最後まで見ていただいてありがとうございました」と結んだ。
またネットでは、兼近が放送終了後に投稿したと思われるツイートの画像が拡散されている。兼近は《これがテレビか》と切り出し、《今日台本見せられた時はもっとレベチでやばたにえんだったけど流石にめちゃめちゃ嫌だと伝えて抑えた結果がこれ! もし言ってなければ社会的に抹消されていたのかと思うとゾッとするでござる》とつづっている。
投稿は現在ツイート欄では確認できないが、ファンへのリプライで兼近は《いや過去に色々たくさんあったけど二股などは嘘だ!! 笑》《高校生ならまだしも14.5歳の話だからそんなわけないのよ》と述べている。
マナさんの動画は現在、48万回以上の再生回数を記録するなど波紋を呼んでいる。コメント欄には《ええぇ じゃあスタッフさん側が嘘ついていたって事? あの再現VTRも嘘だったんか……。まじかよ……》《マナさんが言ってることとVTR違すぎない? VTRほぼうそじゃん》とヤラセを疑うものや、《マナさんは悪くないですよ。話してくれてありがとうございます》《こういうことを話すのはすごく勇気がいることだと思います。応援してます。頑張ってください》とエールが。さらにTwitterでは「チャリティ番組」を謳う「24時間テレビ」に非難の声が上がっている。
《二人にとってすごく綺麗で幸せだったろう思い出を、あろうことかチャリティーを目的としている番組が、悪意を持って捏造して傷つけて汚すなんてどうかしてる》
《万が一、たとえ事実であっても、チャリティ番組でやることなのかな》
《一般人まで巻き込んで何してんの?チャリティー番組でしょ?》
日本テレビはこの件について、一部メディアに「出演者および所属事務所と打ち合わせの上、制作したものです」と答えている。兼近そしてマナさんの見解を、どう感じているのだろうか。