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「休止の期間というのが無駄にならない、パワーアップの時間になったらいいなという思いを込めて書かせてもらいました」

 

8月25日、『24時間テレビ』(日本テレビ系)の放送終了後の会見で、嵐の相葉雅紀(36)はメンバーに宛てた2度目の手紙についてこう語った。

 

《僕は休止と書いて“パワーアップ”と読むと思っています。パワーアップした僕たちは、応援してくれるみんなのために、メンバー一人ひとりが愛している嵐のために、近い将来、絶対にグループ活動しようね》

 

涙ぐみながら、そう訴えかけたメッセージは多くのファンそしてメンバーの心を打った。

 

グループの活動休止まであと1年4カ月。今年の6月、相葉は仕事仲間たちの前で今の自分の率直な気持ちを打ち明けていた。

 

「相葉さんはこう言っていました。『嵐の相葉雅紀としての自分が好きだし、正直、これからどうしたいか、どうなるかはわからないけど、嵐が大好きだから、絶対に失いたくない――。20周年だと騒がれるけど、自分たちより、ファンのみんなのために(嵐は)あると思っている。コンサートでも、それが伝わればいいなぁ』。聞いていた周囲の皆が感動していました」(相葉と親しい関係者)

 

相葉が『24時間テレビ』でメンバーへ手紙を書いたのは2度目だ。04年、初めてつづった手紙では、《僕にとっては嵐はよい仲間であり、本当によいライバルです》と明言。大野、松本潤(36)、二宮和也(36)、櫻井翔(37)それぞれに感謝の言葉を述べた後、《オレらがいつも口をそろえて言っている、トップになりたいって夢、絶対かなえようね。嵐でよかった》と、最後に宣言したのだ。

 

「相葉さんは『この手紙を書くのはものすごく時間がかかった』と言っていました。嵐の過去のエピソードを箇条書きにしていったら、大学ノート1冊分にもなったそうです」(テレビ局関係者)

 

櫻井は今年8月21日に放送された『1周回って知らない話』(日本テレビ系)で、この手紙が嵐に及ぼした大きな影響を振り返った。

 

「手紙の最後に彼が言うんですね。“トップになりたいっていう夢、絶対に叶えようね”って。そんなこと、相葉が思ってるとも思ってないし、言葉にするとも思ってないし、ましてやそんなことできるわけもないと思っている状態で。彼がいわば番組内で誓いを立てたってのは結構あの後、嵐にとって大きな手紙だったと思います」

 

1度目の相葉の手紙で、お互い切磋琢磨し、5人は“国民的アイドル”と呼ばれるまで成長した。相葉の2度目の手紙は「嵐は未来へと続く!」という彼の魂の決意表明。メンバーにまた、その思いが通じることを信じて――。

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