東京・赤坂にある高級ステーキレストラン。夜8時過ぎ、スレンダーな女性が店内に入ってきた。昨年9月、松田翔太(34)と挙式したモデルの秋元梢(32)だ。
店内を一周すると、少し気落ちした様子で、入口のバーカウンターに座り、メールを打ち始めた。それから数分後、彼女の表情は一変した。翔太が現れたのだ。手招きで夫を誘導する梢。友人たちもやってきて、楽しそうに奥の個室に入っていった。
「この日、9月10日は翔太さんの34歳の誕生日でした。気の置けない仲間だけで、旦那さんをお祝いしたいという梢さんの思いやりだったのでしょう」(夫妻の知人)
ワイン、ステーキと食事が進み、コースが終わるころ、ろうそくに火がともったケーキが運ばれていった。3時間ほどディナーを楽しみ、友人たちに見送られ、夫妻が店の外に出てきた。
昨秋、著名人500人ほどが参列した豪華披露宴も基本的にはメディアに公開せず、結婚後も夫婦共演はない。夫婦のツーショット姿は、本誌が報じた挙式写真以来、1年ぶりのことだ。
2人は折しも降りだした雨を避けるように手をつないで走りだすと、待っていたタクシーに乗り込み、家路についたーー。
結婚後も映画、ドラマなど仕事が順調な翔太。彼の知人は言う。
「結婚したからといって、彼の生活スタイルはあまり変わっていません。仕事仲間と飲みに行くことも相変わらず多いです。実は梢さんも“彼の私生活を制限しても、仕事の幅が広がらない”と容認していて、彼は奥さんの懐の深さにとても感謝しています」
夫妻はオフの日は、自宅で食事することが多いとか。
「実は彼女の料理の腕前はモデル仲間では有名。ブリの塩焼き、大根と鶏肉のスープ、じゃがいもの煮っころがしなど和食が得意で、マフィンやチョコパイなど、デザートもお手のもの。彼女が先生となって、モデル仲間たちに料理教室を開催するほど。翔太さんはがっちり胃袋をつかまれているようです」(ファッション関係者)
そんな2人には結婚時に決めた“2つの約束”があるという。
「その第一が、誕生日や結婚記念日などメモリアルデーは一緒にお祝いするというもの。仕事でどうしても都合がつかない場合は、代替日を決めて、一緒に食事をすることにしているそうです。2つ目は、夫婦間で“嘘はつかない”こと。これは秋元家の昔からの決まりだったそうです」(前出・夫妻の知人)
結婚から1年、献身的な彼女の支えで、絆はさらに強まっていた。