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梅沢富美男(68)が10月10日に放送された『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、神戸市立東須磨小学校で発覚した20代教員への悪質な“いじめ”問題について言及。そのなかでの“ある発言”が多くの批判を浴びている。

 

番組では同小学校のある男性教員が先輩教員である40代女性と30代男性3名からハラスメントを受け、精神的に不安定な状態となり療養中であるというニュースを紹介。被害を受けた教員は目や唇に激辛カレーの汁を塗られたり、第三者に性的なメッセージを送るよう強制されるなど、もはや“いじめ”の域を超えた悪質な行為を日常的に受けていた。

 

ニュースを受けた梅沢は番組内で「どの職場でも、ああいうババアはいるもんだよな」と、リーダー格とされている女性教員を批判。しかし、いっぽうで被害を受けた男性教員についてこう持論を展開した。

 

「でもさ、いじめられた、いじめられたって言ってるけど、あいつも男なんだろ。さっさとやり返せばいいじゃねぇかよ。何で黙ってなきゃいけないんだよ」

 

20代教員1名に対し、“いじめ”を加えた側は4名。さらに先輩・後輩という立場上、抵抗するのが難しい状況であったことは想像に難くない。そうした状況を鑑みず「やり返せばいい」と突き放した梅沢に、ネットでは非難の声が殺到している。

 

《そういう考え方が、いじめをのさばらせるのでは、、加害者も周りも、被害者がやり返していないからそこまで嫌だと思わなかった、とかね。本人の対応も大事だけど、やめろと言ってやめる相手なら、ここまで酷いことにならないでしょう。いじめる側が悪い。それを徹底しないと》
《やり返せるなら被害男性は苦しくて辛い思いしないだろ。それに、やり返したら加害者と一緒だからな》
《そんなわけにはいかない人もいる。そんな勇気出ない人もいる。言っても信じてもらえない人相手にされないひともいる。この被害者もやり返せばいいとか安易に言うのはさすがに違うと思います》

 

また「男なら」とジェンダーを持ち出した梅沢に《いつまでも男らしさに拘る時代錯誤なヒト》《男ならとか女とか、そういう生物的な話じゃないっつーの》《オンナなら、男なら。既成概念の魔法ってきっと死ぬまで解けない。だから教育って大事ですね》といった声も上がっている。

 

10月9日に放送された『グッとラック!』(TBS系)では、被害を受けた男性教員が知人へ送ったというメッセージが報じられた。そこには「学校近づいたら吐き気して涙が出てくる」「楽になりたい」などと“いじめ”に苦しむ言葉がつづられていた。

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