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元タレントの田代まさし容疑者(63)が11月6日、覚せい剤取締法違反の疑いなどで現行犯逮捕された。すると同日、NHK公式サイトで公開されていた番組「バリバラ」で田代容疑者が出演していた企画「教えて★マーシー先生」(NHK Eテレ)の動画が非公開に。動画で田代容疑者は薬物依存の苦しみを切実に語っていたため、「今こそ公開するべきでは」といった声が上がっている。

 

今回で5回目の逮捕となる田代容疑者。7月に放送された「教えて★マーシー先生」では薬物依存の実態について明かし、こうも語っていた。

 

「捕まる度にファンをがっかりさせた、家族に心配をかけた、もう二度とやってはいけないって強い意志を持つんだよ。それでもね、目の前に(クスリを)出されたり辛いことが起きると、大切なものよりも魔力が勝っちゃうんだ」

 

BuzzFeedによるとNHK大阪広報局の広報担当者は動画を非公開にしたについて「事実」と認めたものの、経緯や理由については「確認中です」と述べたという。

 

16年12月に出演した「Session-22」(TBSラジオ)で田代容疑者は、薬物から離れられなかった大きな原因として社会と自身に植えつけられた薬物依存症者への偏見だったと明かしていた。さらに「やめるのは簡単なんですけど、やめ続けるのが難しいんですよ」「まず正直になることから始めないと回復はないですよ。だって、やめられないって言える社会じゃないじゃないですか?」と話し、薬物に手を出すことについて「2度とないですよって前は嘘ついてたけど、ちょっと自信ないかもしれないって言えるようになった」と語っていた。

 

当事者だからこそのメッセージを発信していた田代容疑者。その動画が“非公開”となったことに、こんな声が上がっている。

 

《NHKよ、このバリバラのアーカイブはずっと公開を続けるべき、というかこの動画こそ薬物依存の怖さ(本人がやめたいと思っても、やめなくてはいけないとわかっていてもやめられない、それこそが依存症の本質)を伝える教材として活用するべきだ》
《バリバラのサイトから、田代まさしの部分が削除された。私は反対する。それは番組の姿勢に反するものだ。局は、内容を見て判断していない。今こそ番組が何を伝えていたか、戻って考えるべき》
《バリバラ。薬物に限らず、様々な物での依存だったり犯罪犯した人の更生を妨げるテレビの報道に警鐘鳴らしていたのにね/肝心のNHK自身がその姿勢ならますますテレビ自体が信頼無くす》

 

また田代容疑者はメディアや講演会を通じて薬物依存について語ってきたため、今回の逮捕についてこんな声も上がっている。

 

《あれだけ危険性を語っていた人も再び手を出してしまうリスクがあるという、まさに薬物依存は終わらない戦いなのだということを知って欲しいのです》
《「やっぱり薬物はやめられない」ではなく、だからこそ「大変な回復努力をしてやめ続けている回復者に光があたる社会へ」と変わって欲しい》

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