12月31日に放送された「第70回NHK紅白歌合戦」に欅坂46が登場した。そこで披露した「不協和音」が大きな反響を呼んでいる。
29日に行われたリハーサルで、グループのセンター・平手友梨奈(18)は疲れた表情を見せていた。淡々とリハーサルをこなしていたが、まるで満身創痍の様子だった。
しかし31日のステージでは違った。イントロが流れると立ち上がり、力強く右腕を突き出した平手。前をしっかりと見据え、メンバーとともに躍動感溢れるダンスを披露した。
さらに大サビの前で、平手は泣き出すように「僕は嫌だ!」と叫んだ。一心不乱にダンスをし、サビの終わりでは狂気に満ちたような笑い方に。また、曲が終わるとカメラを見つめながら不敵な笑みを浮かべた。
総合司会の内村光良(55)も思わず「よくやった、素晴らしかった!新・不協和音だ!」と叫んだ欅坂46のパフォーマンス。Twitterでは「不協和音」「平手ちゃん」といった関連ワードがトレンド入りを果たし、さらに感動を伝えるこんな声が上がっている。
《平手友梨奈の最後の表情に怖ささえ感じた。一方で視聴者も彼女の表情、目つきに釘付けになった思う。今回の不協和音は彼女が憑依型と呼ばれることを象徴していると思った》
《今日は泣きそうな、なにかに悲しんでるような何かにおびえてるみたいな「僕は嫌だ」で、今までと180度違いすぎて言葉が出ない、平手友梨奈さんを含めた欅坂46さん全員でつくりあげた 作品 という感じがしたな》
《全身全霊、渾身のパフォーマンスを本当にありがとう。涙が出る。ファンになって本当に良かった。ありがとう。みんなありがとう》
17年の紅白では過呼吸のような症状となり、ふらつきながら「不協和音」を披露していた平手。2年ぶりとなった紅白で、そのインパクトを更新したようだ。