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昨年9月から続く大規模な森林火災によって、甚大な被害を受けているオーストラリア。新しい年を迎えた現在もその猛威は依然と続いている。

 

各メディアによると、シドニーがある東南部ニューサウスウェールズ州では過去最大規模の延焼面積に及んだという。また各地で1日の最高気温が40度を超えるなど、熱波と乾燥によって火災が発生しやすい状態が続いている。さらに、最大8,000頭のコアラを含む5億頭に及ぶ動物も犠牲になったという。

 

一向に収束の兆しを見せないこの大惨事は、世界中の人々に衝撃を与えている。燃え盛る森林から逃げる動物や、火傷を負ったコアラが人間に水をもらうといった痛ましい光景が拡散。そんなオーストラリアを支援するために、国内外の著名人も声を上げている。

 

アメリカとオーストラリアの国籍を持つニコール・キッドマン(52)は1月5日、消火活動にあたっている組織「ルーラル・ファイヤー・サービス」へ50万ドルの寄付を発表。ミュージシャンのエルトン・ジョン(72)も、8日にインスタグラムを更新。オーストラリアの山火事救済基金に100万ドル寄付したと報告した。

 

そんななか、日本でも多くの著名人が支援を呼び掛けている。

 

ZOZO創業者の前澤友作(44)は6日に「#PrayForAustralia」とハッシュタグをつけ、Twitterで寄付先を紹介した。

 

《オーストラリアの山火事が大変です。余裕ある方は寄付のご検討ください。僕も寄付します!》

 

他にも18年に環境省から「環境特別広報大使」に任命された柴咲コウ(38)は、7日にTwitterを更新。《一人一人が、少しずつでも、関心を寄せ、想いを寄せ行動すること。それがとても大切だと思います》とつづり、森林火災の惨状や寄付先などを発信している。

 

世界中の人々の祈りが届き、一日でも早く収束することを願うばかりだ――。

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