1月中旬、長谷川博己(42)を乗せた車が仕事現場へと向かう。この日、彼が“出勤”したのは鈴木京香(51)の自宅マンションからだった。’10年放映のドラマ『セカンドバージン』(NHK総合)で共演し、交際を始めた京香と長谷川。すでに10年がたとうとしているが、芸能関係者が語る。
「出会った当初は鈴木さんのほうが“格上”と見られていました。その後、長谷川さんが実績も積み上げ、格差カップルととらえる人間も芸能界にはいなくなっています。ただ彼としては“大河主演”をしっかりと務め上げることで、長い春にけじめをつけ、鈴木さんとの結婚生活を始めたいという思いもあるようです。“結婚発表”は撮影終了後の今年秋以降になると聞いています」
娘の結婚について、母で所属事務所取締役のA子さんは、どう考えているのだろうか? 本誌はA子さんの自宅付近で取材を試みた。
――近いうちに、京香さんが長谷川博己さんとの結婚を発表されるそうですが?
「最近は体調を崩していたこともあって、詳しいことはわからないのです。長谷川博己さん? そうですね、少し前にお会いしたことはあるのですが、詳しい時期とかは覚えてないですね(笑)」
A子さんは、目元が娘とそっくりな上品な女性だった。日舞の家元で、幼いころから娘に日本舞踊を教えたという。彼女が、京香と長谷川の交際について語るのは初めてのことだ。
――京香さんとは連絡を取り合っているのですか?
「ときどき様子を見に(私の家に)来てくれますから」
――結婚の時期は、大河ドラマの収録が終わる今年の秋以降と聞いています。京香さんとは、そういったお話はしないのでしょうか?
「あまり、(娘と)そんな話はしないから……。でも私も心配しているんですよ。娘は(結婚を)どうするものなのかなぁって。私も年齢が年齢ですからね(笑)」
少し冗談めかしてはいたが、“早く結婚してほしい”という、母の真情が伝わってくる。
「でもね……、(結婚についての)感覚がね、私の感覚と娘の感覚は違うでしょうから。だからいまは、私の口からはっきりお話しできることはないんですよ」
“運命の秋”に向かって、京香と長谷川の全力疾走は続いていく。
「女性自身」2020年2月11日号 掲載