「外出自粛が呼びかけられていることもあって、杏さんはほとんどの時間を3人のお子さんたちと自宅で過ごしているようです。この前、末っ子の男の子が『お父さんがね!』とうれしそう話している声が聞こえてきて切ない気持ちになりました……」(近所の主婦)
新型コロナウイルスの脅威と闘いながら育児に励む杏(34)。夫・東出昌大(32)と唐田えりか(22)の不倫が報じられてから3カ月。報道後、家族と離れて生活している東出は贖罪の日々を送っているようだ。
「東出さんは3月に記者会見を行いましたが、答えに窮する場面も多く、世間の印象をかえって悪くする結果となってしまいました。さらに5月公開予定だった出演映画『コンフィデンスマンJP プリンセス編』もコロナショックにより公開延期が決定。ほとんど外出することもなく、大好きだったお酒の量もめっきり減ったそうです。また最近まで埼玉県にある実家で、杏さんとの復縁についてお母さんに相談していたといいます」(映画関係者)
復縁に向けて“猛省の自粛生活”を送る東出だが、その裏で杏は決断をくだしていた。
「騒動後、杏さんは知人を介して東出さんとの話し合いを進めていましたが、ついに離婚する決意を固めたそうです。離婚調停に向けて弁護士を立てており、本格的な話し合いが進んでいくことでしょう」(舞台関係者)
ついに不倫夫との離別に向けて動きだした杏。決断の理由について、ある芸能リポーターはこう語る。
「杏さんは好きなママタレランキングでも上位に入り、“幸せな母”をイメージしたCMも多く抱えていました。それゆえ、契約期間中の離婚は御法度。しかし、4月で年度が替わり契約を見直す時期に入ったことで、“離婚NGの条件を外してほしい”という交渉を杏さん側がクライアントに提示できるようになったといいます」
また水面下で進む計画も後押しになったようだ。
「来年の上半期をめどに、代表作である『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系)第3シーズンでの主演が計画されているといいます。杏さん演じる花咲舞は間違ったことは許さない正義感の強いキャラクターです。杏さんとしてはドラマの前に東出さんとの関係を清算して、“強い女性”として再出発を図りたいようです」(テレビ局関係者)
そして、杏が抱えていた“もう一つの家族”とのトラブルも決断に大きな影響を与えているという。実母の由美子さんと杏の間で泥沼の訴訟が行われていたことが『週刊新潮』(4月16日号)によって報じられたのだ。報道によると、由美子さんが代表を務める、杏にギャラを支払っていた個人事務所から’14年に杏が退所。それを不服とした由美子さんが再契約や利益を求めて杏に訴訟を起こしたというのだ。
「由美子さんは’05年に渡辺謙さん(60)と離婚しましたが、原因は彼女が宗教団体に入れ込んだことで抱えた多額の借金だといいます。離婚後、由美子さんについていった杏さんは、学生ながら必死でアルバイトをして借金の返済を助けていました。にもかかわらず、由美子さんに訴えられたことで母子関係も断絶。本来なら夫の不倫と幼い子どもの育児を抱える杏さんを、母親が支えるところでしょうがこの状況ではありえません。さらに東出さんの煮え切らない会見内容を知ったことで、杏さんは『私一人で子どもたちを育てる』と強く決意したといいます」(芸能関係者)
杏の今の孤独を東出はどこまで理解しているのだろうか――。
「女性自身」2020年4月28日号 掲載