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音楽プロデューサーの小林武史(60)が代表理事を務める一般社団法人ap bankは5月8日、新型コロナウイルス感染拡大防止を支援するための新プロジェクト「PROTECT “to U“」を立ち上げたと発表した。医療周辺や教育系施設などに向けてマスクを寄付するといい、新たな感動が生まれている。

 

各メディアによると今回寄付されるマスクには、東日本大震災をきっかけにap bankが支援してきた「東北コットンプロジェクト」の綿を使用。約2万枚の生産目処が立っており、今月下旬から各団体に寄付されるという。

 

東北コットンプロジェクトの綿は、津波によって稲作が困難となった農地で栽培されたもの。震災から立ち上がり、支援する側となったそのドラマに感動する声が上がっている。

 

《震災の大地から生まれた東北コットンが、人に育てられて、こんどはコロナから人を守るなんて、戦う勇気をもらうようですね》

《東北コットンプロジェクトの綿がマスクとなって寄付されるなんて。。。》

《全て繋がっていることに感動しています》

 

またap bankの公式YouTubeチャンネルでは小林や櫻井和寿(50)率いるBank Bandが歌手のSalyu(39)とともに演奏する「to U -PROTECT “to U“ version-」が公開された。これは新型コロナウイルスと向き合う医療従事者や、不安な思いを抱えている人たちに向けて制作されたものだ。

「to U -PROTECT “to U“ version-」はサックスやチェロ、バイオリンも含めた9人編成による演奏で、リモートセッションの様子が収められている。動画の説明欄には「それぞれの場所からでも繋がっている同じ気持ちを共有して頂き、少しでも皆さまの力になることを心から願っています」とつづられている。

 

ap bankの公式Twitterアカウントが動画を告知すると、6時間で1.1万もの“いいね”を記録。さらに感謝する声がこう上がっている。

 

《私が勤務している病院にも毎日たくさんの患者さんが来ます! 大好きな歌でパワーもらえます ありがとうございます》

《涙が止まりません。本当にありがとうございます。皆さんの奏でる音楽が、ぽっかり空いてた心の穴にすっと入り込んで今愛で満たされました》

《皆さんにもホームがあって、日常があって…というのが伝わってきて温かな気持ちになりました。率先して社会貢献をする姿勢、素晴らしいです。有難うございます》

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