「マジでやべえと思ってる。独立してこんなに仕事なくなると思わないでしょ。(ジャニーズ事務所を)辞めなきゃよかったよ」
5月1日放送の『新・日本男児と中居』(日本テレビ系)で、ボヤいていた中居正広(47)。ジャニーズ事務所を3月末に退所して独立し、4月に個人事務所「のんびりなかい」を立ち上げたばかりだ。
「別番組でも、共演する“後輩”の山下智久さんに『山下! 相談いい? 辞めたら仕事なくなってきた』と言っていましたが、中居さんなりの冗談でしょう。実際、中居さんの仕事は堅調です。5月末まではドラマの収録はできませんが、中居さんの主戦場である情報番組・バラエティ番組は今はリモート収録ができますから」(テレビ局関係者)
とはいえ、中居なりに“焦り”はあるようだ。2日放送のラジオ番組『中居正広 ON&ON AIR』(ニッポン放送)で“新たな挑戦”についてこう口にした。
「僕1人になって、YouTubeとかTwitterやろうとか1ミリも思ってなかったんですけど、なんかやったほうがいいかもな……って」
巨人ファンの中居は巨人の原監督らが呼びかけた「東京コロナ医療支援基金」に1千万円の寄付を行っている。制作関係者はこう語る。
「コロナ禍でいま芸能界全体が壊滅的なダメージを受けています。中居さんも危機感を募らせ、自分ができることを本気で考えたといいます。その結果、SNSでの発信を決意したようです。“アナログ人間”を自認する中居さんはかたくなに最近までガラケーを使っていましたが、ついにスマホデビューを果たしました。親しい仲間たちに基本から使い方を教わっているそうです」
“デジタル化”の背景には、元SMAPで「新しい地図」の3人、稲垣吾郎(46)、草なぎ剛(45)、香取慎吾(43)の存在が――。
「中居さんは独立後も変わらず3人と連絡を取り合っています。彼らの仕事ぶりに刺激を受け、SNSを始める参考にしているようです」(前出・テレビ局関係者)
ジャニーズ事務所を退所した3人が最初に活動を始めたのはSNSから。稲垣はブログ、草なぎはYouTube、香取はインスタと、3人で役割を分担して情報発信を始めた。
「SMAP時代、演出を担当していた香取さんに、中居さんは年下ながら一目置いていたんです。今回もSNSの有効な活用法について、わからないことは香取さんに聞いているそうです」(前出・制作関係者)
中居は酔っぱらって失言することを恐れ「夜間はSNSやらない」ことを決めているという。
「事務所社長として今後はSNSを活用し、新たなファンを開拓する交流イベントも考えているようです」(前出・テレビ局関係者)
脱・アナログで、中居はコロナ禍の芸能界に“新しい風”を吹かせられるか!?
「女性自身」2020年5月26日号 掲載