5月14日の『ぐるぐるナインティナイン』(日本テレビ系)で「特別編集版!ゴチ20年分の涙と笑いの名場面大放出!永久保存2時間SP」が放送された。かつてゴチメンバーとして活躍し2018年2月21日に急性心不全のため66歳で亡くなった俳優・大杉漣さんの映像が公開され、大きな反響を呼んでいる。
番組では大杉さんがゴチお馴染みの学ラン姿でサンシャイン池崎(38)の自己紹介ギャグを全力で披露する様子や、2週続けてのピタリ賞獲得などのVTRを放送。現ゴチメンバーと共に、大杉さんの名シーンを振り返った。
この日の番組にリモート出演し、大杉さん急逝後に後継として「ゴチ」加入した田中圭(35)は「漣さんの後に入ったので、絶対に初年度はクビになっちゃいけないと(思っていた)。遺志を受け継いで、ピタリ賞を取りたいですね」と改めて決意を語っていた。
また大杉さんの息子で写真家の大杉隼平氏(37)も、番組終了後にツイッターを更新。「ゴチになりますを見て、久々に父、大杉漣の声を聞いた。番組の出演が決まった時『新しいことは何歳になっても不安だけど、挑戦したい』と言っていた。そして現場でお会いする方々からいつも元気を頂いていたのだと思います。本当にありがとうございます」とコメントし、番組に対しての感謝を綴っていた。
久々の大杉さんの姿にネット上でも多くの反響があり、リアルタイムトレンドで“大杉漣”がランクイン。久々の再開を喜ぶコメントが殺到した。
《大杉漣さんとの久々の再会…懐かしい姿を見れてたくさん笑って泣きました…》
《大杉漣さん、サンシャイン池崎のネタをやってたんだ! 全力でやってたのが格好良い!》
《ぐるナイでいっぱい漣さん見れた!嬉しかった!! 漣さんがいた時のゴチが1番好きだわ! 漣さんは伝説のゴチメンバーだ!!》
5月19日には大杉さんを特集したムック「文藝別冊『大杉漣 あるがままに』」が発売予定。大杉さんの役者としての活動を紹介するほか、過去親交や共演があった笑福亭鶴瓶(68)や松重豊(57)など豪華著名人のメッセージも収録されている。
ネット上では、没後2年経っても色褪せない名バイプレイヤーの大杉さんの存在を惜しむ声も多数上がっていた。
《幾つになっても挑戦…人生一生勉強ですね。私にとってお手本となる大杉漣さんの生き方でした…ありがとうございました》
《大杉漣さんがTVで映ってとても嬉しくなりました! 優しい漣さん大好きでした…まだまだドラマ映画等々で観ていたかったな…イナクテ寂しいです…いつも明るく一生懸命で遊び心を持ってる大杉漣さん。私の心にずっと残る無二の俳優さんです》