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5月17日に放送された『笑点』(日本テレビ系)は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けリモート収録となった。

 

同番組の放送開始から55年目・第2,711回で初のリモート放送。そんな中で特に注目されたのが、座布団運び役である山田たかお(63)の欠席だ。

 

この日の放送はリモート出演の各師匠と共に、「笑点50周年」や「桂歌丸さん勇退回」などの名場面を振り返った。また翌週24日の放送で史上初の“リモート大喜利”が放送されることが発表された。

 

番組冒頭、司会を務める春風亭昇太(60)が「『笑点』もついにこの時がやってきました。なんと! スタジオには私1人。他のメンバーの皆さんは全員、自宅でのリモート放送でお届けしま~す!」と挨拶した。

 

昇太は続けて「こんな形なんでね、不要不急の座布団運びの山田さんはお休みです~!」と笑いを交えて説明。林家たい平(55)も拍手をしながら「もうずっとこれでいいですね~」と合いの手を打つ展開に。

 

スタジオには座布団運びの山田のほぼ等身大パネルが置かれ、「お休み中」と書かれていた。

 

ネットでは、山田くん欠席を悲しむ声が多数あがっている。

 

《リモート笑点で不要不急扱いされる座布団運びの山田くん…》
《そうかぁ、リモート笑点だと山田君の仕事がないよな》
《リモート笑点、山田くんお休みなの寂しい》

 

本誌は今年3月、山田を取材している。その際に36年の座布団運び歴のなかで、1カ月間だけお休みしたことがあると語っていた。

 

「若い新人プロデューサーが『若手大喜利でいちばんよかった噺家に、次回の大喜利で座布団運びをやらせる』って、師匠たちにきちんと話も通さずにやっちゃったんだよね」

 

だが司会の五代目三遊亭圓楽(享年76)が、「山田くんじゃないとダメだ!」とプロデューサーに直談判。桂歌丸に至っては「山田くんを戻さないなら、もう『笑点』は他局でやることにする」と掛け合い、復活を果たした。

 

また06年には、体調悪化を理由に五代目圓楽が司会を降板。じつは『笑点』は司会が変わるごとに、座布団運びも交代するのが慣例だったという。だが、このときも師匠たちの願いによって続投することになった。

 

36年間で何度も窮地を乗り越えてきた。今回もネット上で、復帰を待ち望む声が。

 

《え、山田くんは? つめないけど山田くんは必要やと思うで。いるだけで関西人のテンション違うやろっ》
《山田隆夫の座布団運びは不要不急ではなく番組に必要なスパイスだと思いますよ! いち早い復帰をお待ちしてます!!》

 

果たして、山田くんは復活となるのだろうか。

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