チャリティソングの楽曲提供者として滝沢副社長が白羽の矢を立てたのは、Mr.Childrenの桜井和寿(50)。ジャニーズ事務所に楽曲提供するのは今回が初めてだ。
当初、滝沢副社長は及び腰だった、と前出の音楽関係者は話す。
「結果的に快諾してもらったわけですが、桜井氏と滝沢さんとは一切面識がなかったことなどもあり、引き受けてもらえるかどうか、少し心配していたようです」
桜井からトニトニへの提供曲の曲名は『smile』と決まった。
「“君の笑顔に逢える それだけで生きていける僕がいる”というフレーズがあるんですが、ジャニーズの皆さんがこの曲を歌ってくださることを前提としたからこそ書けた歌詞だと、桜井氏は話しています」
そう教えてくれたのは、別の音楽関係者だ。
「ミディアム・バラードで、日常の情景を織り交ぜた胸に響く歌詞とやさしい曲調に仕上がっているそうです。レコーディングは、このご時世なので75人が勢ぞろいして行うのではなく、それぞれのグループごとに行い、組み合わせていくことになるようです。歌割りがどうなるか、各グループのみで歌うバージョンの音源も披露するかなど、まだまだ調整中のことも多いとか。話題となった手洗いソング『Wash Your Hands』も、この機会に音源化されると聞いています」
滝沢副社長やジャニーさんの思いが実現したチャリティソング――。きっと明日の日本を笑顔にしてくれるはずだ。
「女性自身」2020年6月2日号 掲載