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新型コロナウイルスによって世間が変わるなか、芸能界にも多くの変化がありました。その1つが、音楽グループNEWSのメンバー手越祐也さん(32)の騒動です。

 

緊急事態宣言によって外出自粛が叫ばれるなか、手越さんは親しい女性と外出していたとして批判が集中。ジャニーズ事務所は無期限活動自粛を発表しました。そして6月19日、ついに専属契約の終了が発表されたのです。

 

ここ数年でみると事務所を退所し、独立する芸能人が後をたちません。懸念は、独立してプラスになる人とそうでない人がいるという点です。

 

手越さんの場合、どちらに振れるのか。少し考えてみたいと思います。

 

■独立していい人ダメな人

 

芸能界に限らず、独立してフリーランス(個人事務所設立)になる方は今後も増えるといわれています。フリーランス大国のアメリカだと、2027年には労働人口の50%をフリーランスが占めるともいわれているそうです。

 

個人単位で仕事が取れる時代なら、芸能界でも独立する流れになるのも当然です。

 

でも「ただ好きにやりたい」という理由で独立しても、人気がすべての芸能界はかなり難しい気がします。

 

また加速する芸能人の独立の流れをみていくと、独立しても成功している人とそうでない人との間には違いがあるように思います。

 

<独立して成功している人>

・もともと固定ファンや熱烈なファンがいてネームバリューがある人
・キャラクターや、やりたいことがハッキリしている人
・自己プロデュースがうまい人

 

これに当てはまるのは、たとえばモデルの水原希子さん(29)。その演出方法には一部のアンチがいるものの、その温度に比例するように熱狂的なファンも。現在、ネットを中心に安定的な人気を誇っているように思います。

 

他にも女優の小泉今日子さん(54)は熱狂的なファンが多く、やりたいことも明確です。いわゆる不倫熱愛という近年では1発アウト案件をものともしないのは、やはり独立しているからとも言えます。

 

こうしてみると、彼女たちはキャラや行動の奇抜さが独立しているからこそ助かったというパターンかもしれません。逆に苦戦する人の特徴は1つ。“だらしなさ”が目立ってしまった人です。

 

その代表として思い浮かぶのが、17年に大手芸能事務所との契約を終了した山本裕典さん(32)。現在は福岡県に本社を持つ事務所に移籍しているものの、最近もコロナ禍にスクープを撮られてしまいました。自粛中にパチスロを打ち、7年ぶりの主演を棒に振るとは悲しすぎる……。

 

こういったコントロール力が低い方は、大きな事務所という後ろ盾があったほうが輝ける場合もありそうです。

 

■「手越祐也」はどちらも持っているからこそ、危うい

 

上手くいく人といかない人をみていくと、手越さんにはどちらの要素もありそうです。だからこその、危うさがあるなと思えてなりません。

 

そこで大事になってくるのはSNSなどを通じたファンとのつながり、結束力です。結局はファンがきちんと援護し続けること。そうしてアンチの声から守り続けられれば、スキャンダルに負けないのが今の時代です。

 

今回の騒動後も、手越さんのファンがSNSで応援の声を発しているのをたくさん目にしました。なんとなく彼はそういうチャラさがいきすぎても、ファンは「そういうところがダメだけど好き!」という目で見続けるのではないか……と思ったりもします。

 

ともあれ、まずはご本人の声を待ちたいと思います。テイッ!

 

(文:おおしまりえ)

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