起用され続ける玉木の歩みとして、30代、40代といった“人生の節目”を重んじる流儀があるという。
「駆け出しの20代は、勢いや同世代へのライバル心が強かったそうです。ですが『のだめ』でブレークしたことで、人気の過熱ぶりに危機感を抱いたといいます。いつまでも同じ役のイメージがつくことに抵抗があるため、30代、40代と節目ごとに自分に足りないものを振り返っているそうです。玉木さんは『日々の生活が演技ににじみ出る』と考え、30代に入ってからは近藤正臣さん(78)や國村隼さん(64)といった先輩を手本にするように。主演に起用され続けるのは、玉木さんがそうして経験値を積み上げている表れでしょう」(芸能関係者)
また実生活では、18年6月に女優の木南晴夏(34)と結婚。妻は公私ともに良きパートナーだという。
「妻の木南さんは、揉めそうになっても笑いに変えるほどポジティブな人。夫婦喧嘩もほとんどなく、玉木さんは木南さんを『一緒にいてすごく楽です』と語っていました。互いに俳優業であることもプラスになっており、日頃から相談し合っているといいます。『極主夫道』では、主人公の華麗な家事さばきも見どころです。既婚者で家事も得意という玉木さんとも共通しているので、説得力のある演技が期待できるでしょう」(テレビ局関係者)
すでにベテラン俳優としての風格を備えている玉木。50代に向けてどのように邁進するだろうか――。