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「8月5日に誕生日を迎える柴咲コウ(38)ですが、京都の野外会場で無観客ライブを開催し、その様子を配信します。彼女は毎年、ファンクラブ会員限定でバースデーイベントを開催していました。昨年の会場は軽井沢で参加費は5万円。今年の無観客ライブも本編は有料配信にするとはいえ、コロナ禍のなかでの“苦肉の策”となりました」

 

そう語るのは、柴咲の知人。

 

彼女は’16年に「レトロワグラース株式会社」(以下・レ社)を設立し、自ら代表を務めている。3月末に所属事務所を退社して以降、レ社は本格的にプロダクション事業にも進出したが、もろにコロナ禍の影響を受ける形に……。

 

“私の会社を守りたい”、そんな気持ちが強まっているためもあるのか、柴咲は女優業への意欲を燃やしているという。

 

「8月下旬から配信されるオムニバス映画『緊急事態宣言』にも出演していますし、10月期からは、『35歳の少女』(日本テレビ系)で、5年ぶりに民放で連続ドラマの主演を務めます。また有名女性監督の映画作品への出演もすでに決まっているそうです」(芸能関係者)

 

出演する作品は自ら慎重に吟味するという柴咲。そんな彼女でも仕事が次から次に決まる陰には、“敏腕エージェント”の存在があるという。

 

「所属事務所から独立することで、仕事の選択の自由度は増します。そのいっぽうで映画会社やテレビ局との交渉もこなさなくてはならないのです。そこでギャランティの一部を対価にして業務を肩代わりしてくれるのがエージェントで、柴咲さんが契約しているのは、かなり“やり手”だと聞いています。また優秀なエージェントが増えていることも、芸能人たちの独立が増えている背景にあるようです」(別の芸能関係者)

 

8月5日には39歳となる柴咲。前出の知人はこう語る。

 

「彼女は、以前は雑談の中などで『私もいつかは結婚したい』と、語っていました。でも最近は、まったくそんな話をしなくなったのです。それだけ会社存続への危機感を抱いているのでしょうか」

 

柴咲にとって30代最後の1年は、結婚の2文字を封印して仕事にまい進することになりそうだ。

 

「女性自身」2020年8月18・25日合併号 掲載

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