「不倫発覚前の渡部さんは希ちゃんに手料理の食材などを細かくオーダーするなど亭主関白でした。しかし今や立場が大逆転し、一家の大黒柱は希ちゃん。彼女がのびのびと仕事ができるようにサポートしたいと、渡部さんが育児や家事を率先して行うようになったそうです」(前出・美容関係者)

 

渡部は不倫発覚後に、佐々木からかけられた言葉をこう明かしている。

 

《妻からは『生き方をすべて改めなければいけない』と言われました。『あなたはどこかで舐めて生きている。どこかで調子に乗って生きている』と》(『週刊文春』’20年7月2日号)

 

家族で向かった100円ショップも、これまで高級料理店を食べ歩くなどぜいたくずくめだった夫への“今のあなたには100円ショップで十分よ”というリハビリの一環だったのだろう。

 

こうして夫の更生に乗り出した佐々木だが、今後も紆余曲折が予想される。離婚カウンセラーの岡野あつこさんは、まず夫の“謝る姿勢”が重要だと語る。

 

「浮気の謝罪は有言実行が大事です。言葉でも態度でも反省が伝わらないといけません。男性は土下座やプレゼントで乗り切ろうとする傾向がありますが、妻が求めているのは誠実な謝罪の言葉と毎日の『どこへ誰と行く』といった報告をするという態度なんです」

 

そのうえで、妻も夫に厳しくしすぎない“許し方”が鍵を握るという。

 

「不倫を経て、妻がたくましくなる事例もありますが、度を越えた管理はいけません。『あなたは100円ショップで十分よ』といった態度を連日続けると夫も反発を感じてしまいます。

 

ですから『本当はいい物も買えるけど、初心を忘れずに苦節時代を思い出して2人で頑張りましょう』という姿勢も感じさせるなら見上げた妻です。彼女がどう捉えているかで、今後の2人の関係は大きく変わっていくでしょう」(岡野さん)

 

佐々木はかつて結婚生活についてこう語っている。

 

《男性にとって、「結婚は人生の墓場」なんて聞いたりもするけれど、何年経っても彼にはそんな風に思ってほしくないです》(『with』’17年6月号)

 

佐々木が“アメとムチ”を使いこなした先に、夫の芸能界復帰も見えてくるかもしれない。

 

「女性自身」2020年9月8日号 掲載

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