今年4月、中居はジャニーズ事務所から独立し、個人事務所「のんびりなかい」の代表取締役に就任している。独立前から持っていたレギュラー番組はほとんど継続しており仕事も順調とみられているが、8月1日放送の『中居正広 ON&ON AIR』ではこんな“グチ”を漏らしていた。
《ジャニーズのときはすごくいい車乗らせてもらってました。現状で言うと、2ランクくらい下がった車に今は乗ってます》
現在は中古車をリースして利用しているという。
「彼の話から推測するに、現在はジャニーズ事務所時代に使用していたものと比較して、5分の1ほどの価格の車を仕事用に使っているようです」(芸能関係者)
さらに中居は独立後の経済事情について続けていた。
《本当にね、払うお金がいっぱいあるのよ。これ最初だけかな? と思いながらもうハンコばっか押してる。こんなかかるんだって。独立ってこういうことなんだな、こういうの払わなきゃいけない、これも払わなきゃいけない、ビックリしちゃうよ》
慣れない会社経営者としてのストレスからラジオではグチ三昧になっているのだろうか。
「ほかのジャニーズ退所者たちと比べれば仕事は多いように見えます。でも彼自身は経営者として悩んでいる様子で、『コロナの影響で収入が予想外にないのよ』とか『俺は経営者には向いていないんじゃないか』とも周囲に漏らしていました」(中居を知る音楽関係者)
最近は事務所から独立し、YouTubeに参入するタレントも多い。中居にも、YouTubeデビューを勧めてくる知人はいるという。
「しかし、独立して5カ月たった今でもまだ実行に移せていません。『毎日毎日企画を考えなきゃいけないプレッシャーがあるし』とも言っていましたし、『YouTubeとかで生活費を稼ぐっていうのはどうなんだろう』という疑問も感じているそうです。中居さんほどの知名度があれば、ファンクラブを作ってイベントを開催するという方法もあるでしょう。実際に5月にはファンクラブ設立を『考えてなくはない』と発言しています。
けれども、『SMAP時代からファンにはさんざんお金を使ってもらっているから、コロナ禍の大変な状況で負担をかけるのは申し訳ない』と悩んでいるようです。要するにタレントとしてお金を“稼ぐ”ことになれていても経営者としてお金を“もうける”ことは苦手なのでしょう」(テレビ局関係者)
さらにいまはストレス解消の手段も制限されている。
「数十年続けている趣味のゴルフはしばらくプレーしていないそうです。麻雀も“密”になりやすいということでなかなか知人と遊ぶことは難しいでしょう。お酒は基本的に“家飲み派”。そして、リモート飲みもしないそうなのでプライベートの時間に人と触れ合う機会も減っているのではないでしょうか」(前出・テレビ局関係者)
独立後のタレントと経営者という二足のわらじ生活にも早く慣れ、笑顔を取り戻してほしい。
「女性自身」2020年9月22日号 掲載