8月10日に肺炎のため78歳で亡くなった俳優の渡哲也さん。その四十九日法要が9月16日に都内で営まれたことを、一部スポーツ紙が報じた。
記事によると法要は渡さんの希望に沿った形で営まれ、家族とごく少数の関係者だけが参列。所属していた「石原プロモーション」の俳優たちは参列しなかったという。
石原プロといえば来年1月に芸能部業務を終了し、同年3月末に俳優マネジメントを終了すると発表している。そこで気になるのが、所属タレントたちの今後だ。
すでに神田穣(24)は溝端淳平(31)、池田エライザ(24)らが所属する芸能事務所「エヴァーグリーン・エンタテイメント」、金児憲史(41)は妻で女優の楊原京子(38)と同じ「スタッフ・テン」への移籍を果たしている。
そして宮下裕治(45)は8月いっぱいで同社との契約を終了。俳優業を引退していたことが一部で報じられた。
「神田さんはイケメンな顔立ちに加えて肉体もムキムキ。今後はアクション作品での活躍が期待される逸材です。金児さんは石原プロ伝統の“男臭さ”を持つ後継者で、歌唱力も抜群です。2人の移籍先にとっては、大きな戦力となるでしょう」(芸能記者)
残る所属タレントは舘ひろし(70)と神田正輝(69)、そして大々的に行われたオーディションでグランプリを獲得し芸能界入りした徳重聡(37)ら数人となった。
「おそらく神田さんは個人事務所、舘さんは徳重さんら俳優陣や石原プロのスタッフも引き連れて新会社を設立するのではと言われています」(テレビ局関係者)
昭和から芸能界を牽引してきた事務所だけに、その行く末に最後まで注目が集まりそうだ。