「結子ちゃんは……、本当に優しくて、かわいらしい子でした。この家にも何度か遊びに来てくれて……。(1月に)赤ちゃんが生まれた後に、コロナの感染が広がって、こちらには来ることができなくなりましたが、その代わり、しょっちゅう電話をかけてくれるようになっていました」
沈鬱な表情でそう語るのは、俳優・中林大樹(35)の実父・Aさん。Aさんは奈良県にある医薬品原料卸売会社の会長を務めており、亡くなった竹内結子さん(享年40)の義父にあたる。本誌がAさんを取材したのは、竹内さんの家族葬が営まれた翌々日のこと。
Aさんはいまも竹内さんが自ら命を絶ったことを信じられない思いでいるという。
「だって(亡くなる)前日もLINEでテレビ電話をかけてくれていたんですよ。(テレビ電話の)結子ちゃんは赤ちゃんを抱っこしていました。最近の電話ではずっとそうだったのですが、私たちに赤ちゃんがどのくらい成長をしているのかを見せてくれていたのです。 そんな気遣いをしてくれる優しい子だったんです」
義父・Aさんが“優しい”と何度も語っていたように、竹内さんの優しさ、そして気遣いのこまやかさは、芸能界でも有名だった。昨年公開された映画『長いお別れ』の収録現場では、こんな交流が目撃されている。