竹内さんが再婚を決断した理由の1つが、当時13歳の長男の後押しだったという。再婚を公表するコメントで、竹内さんはこうつづっている。

 

《将来を話し合う中で、『3人一緒になればこれから楽しくなるね』と息子が背中を押してくれたこともあり、このような運びとなりました》

 

第2子に恵まれた後も、家庭は円満だったようだ。今年9月1日に「サッポロ一番」のPRイベントに登場した際も、竹内さんは笑顔でこんなエピソードを語っている。

 

「お湯を沸かすのもハラハラしながら見守っていたうちの子が、自分でサッポロ一番を作るようになって。夫といっしょに夜食を囲んでひそひそ男の話をしたり……」

 

中林の実父・Aさんは、奈良県にある医薬品原料卸売会社の会長を務めている。竹内さんの家族葬が営まれた翌々日、Aさんは本誌の取材に、息子の“決断”について明かした。

 

「突然のことですからね……。家族みんなが憔悴しているのですが、特に大樹が憔悴しきっている状態です。

 

しかし、そんななかでも大樹は、こう言っているんです。『2人の子供たちを結子の分も育てていきたい。でも彼らを守るためには一生懸命頑張らないといけない。僕が子供たちを育て上げることが、結子がいちばん喜ぶことなんだ』と。

 

ただ下の子もまだ小さいです。だから中林家としてもみんなでフォローしていきたいと思います。

 

大樹の精神面のサポートも必要ですよね。いまの彼にはどんな言葉をかけても心に届いていない状態です。まず大樹が、子供たちを守っていけるように立ち直ってもらわないと、と考えています。

 

つらいでしょうに上の子も気丈にふるまっています。いま中学3年生ですが、『(高校への)進学も頑張ります』という言葉を聞いて、なんとも言えない気持ちになりました……」

 

成長していく2人の子供たちの姿が、シングルファーザーとなった中林の活力になり、また天国にいる竹内さんを笑顔にすることを願いたい。

 

「女性自身」2020年10月20日号 掲載

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